１１月２５日（火）に江戸指物協同組合の職人の方々をお招きして、箸作り体験の特別授業を行いました。

生徒たちは小さなかんなを使い、握りやすいように木材を少しずつ丁寧に削っていきました。作業を進めるうちに、教室中にひのきの爽やかな香りが広がり、木の温もりを全身で感じることができました。職人の方々からは一人一人丁寧な手ほどきを受け、伝統芸術の奥深さに触れる貴重な時間となりました。

早く完成した生徒は、自分が作った箸で豆をつかむことができるかチャレンジするなど、楽しみながら作った箸の技術を確かめていました。また、職人の方々が実際に作られた小物入れを見せてもらいました。その引き出しがスッと滑らかに動く感触に生徒たちは感動の声を上げていました。

日本の伝統技術の素晴らしさを肌で感じた、充実した一日でした。