霧ケ峰移動教室1日目
- 公開日
- 2024/09/11
- 更新日
- 2024/09/11
根岸小日記
集団で大切なことを学ぶ3日間
「仲間を思いやり、友情を深める。ゆずり合い、助け合い、協力し合う」
「自律、自立して生活し、自分の役割をしっかりと果たす」
「見通しをもって、落ち着いててきぱき行動する」
「けじめをつける時、おもいきり楽しむ時のメリハリをつける」
「学校でのきまりを、環境が変わってもしっかり守る」
「あいさつ、礼儀正しく、支えてくれる人への感謝の気持ちをもつ」
5年生、霧ヶ峰移動教室の学年のめあてです。
9月9日(月)
いよいよ待ちに待った霧ヶ峰移動教室のスタートです。たくさんの保護者の方々、教職員、地域の皆様からのお見送りをうけ、5年生77名は元気いっぱいに霧ヶ峰に向かいました。
バスの中ではそれぞれレクリエーションをしたり、歌を歌ったりして楽しく過ごしました。
ちょうどの時間で諏訪にあるお店で名物のお弁当をお昼ご飯にいただきました。付け合わせの香のものが少し大人っぽく、残す人が多かったですが、お弁当はほとんどの人が完食していました。
最初の体験活動は、味噌づくり体験です。諏訪の地に古くから愛されている信州味噌の蔵で、味噌についての知識を得て、体験活動を行いました。
味噌づくり体験では、お米に塩と大豆を混ぜ、それをグループ(だいたい7人〜9人)でこねて、こねて、こねて…味噌にしていきます。
初めての体験で最初は戸惑っていた様子も見られましたが、慣れてくると上手なものできれいに団子状にして仕上げることができました。また、出来立てのお味噌汁もいただくことができ…
「こんなに美味しいお味噌になるんだね」という声も聞かれました。
味噌を発酵する機械の様子なども見学でき、大変有意義な体験活動となりました。
予定よりも少し早めに体験活動が終わり、台東区立少年自然の家「霧ヶ峰学園」に向かいました。
バスの車窓からは、八ヶ岳連峰や諏訪湖などが綺麗に見え、バス酔いをするお子さんもいませんでした。
学園への到着が予定よりも早くなり、落ち着いた態度で開園式に参加をすることができました。
3日間の学園生活を共にする台東区立東浅草小学校の皆さんとも出会い、学園での生活も始まりました。習い事などで知り合いの人もいるようです。
生活班ごとにお風呂に入り、美味しいオレンジジュースをいただき、家族への葉書を書き、それぞれ生活班でお部屋での時間を楽しみました。
夕食準備は、食事係さんが頑張りました。
全員分のご飯とお汁を上手に配膳し、皆んなで美味しい夕食をいただきました。
夕食後は、レクリエーション大会です。レクリエーション係の皆さんが準備をしてくれた、バスケットボール、おにごっこ、ドッチボール、リレーを行いました。特に最後のクラス対抗リレーは大変な盛り上がりを見せました。
担任の先生からは
「君たちの偉いところは、ミスをしたり転んだりした友達を責めないことだ。頑張った人に対して拍手を送るのも素敵です。これは、いつも学校でもやっていることですよね」
というお話がありました。学校生活で学んだ、体験したことを別の環境でも生かせるというのは、とても素敵なことですね。
この日の就寝は、21時
皆さん、ゆっくり眠ることができたでしょうか?
「あんなにたくさんの人たちがお見送りに来てくれたなんて嬉しかったです。先生たちも横断幕を持ってお見送りしてくれました」
「味噌づくり体験がおもしろかったです。東京に送られてくるのが楽しみです」
「おにごっこが楽しかったです。おににつかまらずに逃げられました」
「台東区の空気と霧ヶ峰の空気が全然違います」
「今日は星を観ることができませんでした。明日は観られるといいな」
霧ヶ峰移動教室1日目が終わりました。