琵琶教室がありました
- 公開日
- 2025/07/01
- 更新日
- 2025/07/01
根岸小日記
7月1日(火)
台東区の教育活動プログラムのひとつである「学びのキャンパスプランニング事業」
これは、台東区内の教育施設や環境、人材を活用して体験活動を中心に子供たちに豊かな学びを提供することを大きな目的としています。
本校では毎年、5年生児童が本区在住の薩摩琵琶奏者の方をお招きして伝統文化にふれる活動を行っています。
こちらの先生は、各方面での御活躍が目立ち、公共放送の大河ドラマなどでも出演・指導をされている方です。
今年の大河ドラマでも御活躍が目立っています。
多くの子供たちにとって、初めての琵琶の音色
子供たちにとって馴染みのある「さるかに合戦」
国語の学習で学んだ「平家物語」
琵琶の音色とともに、美しい日本語で語られる二つの物語に聴き入りました。
真剣な態度で聴く5年生の子供たちの姿が大変印象的でした。
「日本で最古の琵琶はどこにあるのですか?」
「琵琶で一番難しい曲は何ですか?」
「どうして琵琶を始めたのですか?」
「琵琶と三味線の違いは何ですか?」
「琵琶の弦は何でできているのですか?」
質問タイムでもどんどん手が挙がり、子供たちの好奇心の広がりに感心をしました。
授業後に、本日の先生は…
「こうやって子供たちに、直接琵琶を感じてもらうことが何よりの嬉しさです」
と言ってくださいました。
琵琶を体験する学習は、全国でも稀な例ということです。
根岸小学校は、この学びを毎年大切にしています。
先生、今年も貴重な学びをありがとうございました。