令和3年5月31日全校朝会
- 公開日
- 2021/06/16
- 更新日
- 2021/06/16
校長講話
【夏の百人一首】
日差しが強くなり、夏を感じる季節となりました。
百人一首には季節を詠った歌が多いですが、秋が一番多く、夏は意外と少ないです。
四首あります。
今日は、よく耳にする「春過ぎて 夏来にけらし 白妙の 衣ほすてふ 天の香具山」
を紹介します。詠んだのは、持統天皇です。645〜702年第41代天皇で女性の天皇でした。
「春が過ぎて、夏が来てしまったようです。昔から夏に白い衣をほすといわれている天の香具山に、真っ白な着物が干されています。」という意味の歌で、さわやかな夏の青空野下、緑の映える山に白い衣が干してある風景を詠っています。