2/8 きこえとことばの教室「理解啓発授業〜吃音〜」(4年)
- 公開日
- 2024/02/17
- 更新日
- 2024/02/17
学校の様子
2年生での発音、5年生での難聴についての理解啓発授業に続き、4年生では、吃音についての理解啓発授業を実施しました。
吃音のことを知るために、吃音がある児童や生徒が話している映像を観ました。話のはじめを繰り返したり、引き伸ばしたり、つまったりする様子に気付くことができました。また、クイズを通して、吃音のある人は、100人に1人の割合でいることや、吃音が出る場面は人それぞれであることなどの基礎知識を学びました。
「日直で話す場面」「休み時間に友だちと話す場面」の2場面から吃音がある児童の気持ちを想像しました。日直の場面では、「緊張していると思う」「なんで言葉が出ないんだろうと不安に思っている」などの意見が、休み時間の場面では、「笑顔だから気にしていない」「顔は笑っているけど、本当は不安に思っている」などの意見が出ました。吃音がある児童の気持ちをたくさん想像したことで、自分にできることについても「『大丈夫だよ』という環境づくりをする」「うなずいて聞く」「最後まで聞く」など、たくさんの考えをもつことができました。
今回学んだことや考えたことを、今後吃音がある人に出会ったときや、日ごろ友だちと関わる中でも生かしてほしいと思います。