避難訓練の様子〜11/10 2年生煙体験〜
- 公開日
- 2022/11/10
- 更新日
- 2022/11/10
できごと
空気が乾燥してくる季節になりました。学校では毎月避難訓練を実施しています。11月は火災の際の避難について練習しました。全学年、無駄なおしゃべりをせずに校庭に避難することができました。今回は浅草消防署員の方が講師としてお見えになっていましたが、大変素晴らしい態度だと褒めていただきました。
火災の恐ろしさはなんと言っても灼熱の炎です。炎に焼かれないよう安全に避難する必要があります。しかし火災の恐ろしさは炎だけではありません。それは「煙」です。煙を吸い込んでしまうことにより、息ができなくなったり、有害物質を吸い込んで身動きできなくなったりすることがとても多いそうなのです。こうなると避難することができなくなってしまいます。
煙は高い所に上る性質があります。この性質を理解して、ハンカチなどで口を押さえながら低い姿勢で避難する必要があります。今回の避難訓練では、2年生が「煙体験ハウス」に入ってこのことを実践する場を設定しました。そのために浅草消防署にご協力いただきました。
煙体験ハウス内の煙は有害物質の含まれないものを使用しています。それでもハウスから出てくる煙を見て「こわい。入りたくない!」と尻込みする子もいました。無理強いはせずに見学することも認めていましたが、意を決して体験していました。子供たちは「煙は変なにおいがしていやだ。」「周りが見えなくなってしまう。」「全然平気だった。」など、いろいろなことを感じ取ったようでした。
学校では今後も計画的に避難訓練を実施していきます。