親子でのお茶会
- 公開日
- 2023/03/02
- 更新日
- 2023/03/02
にじ組
今日は、魅力ある教育活動の日本の伝統文化知る機会として、「お茶会」を行いました。
にじ組になって、3回目の体験です。保護者にも参加していただき、親子でお茶を点てました。今回もお茶の先生として、千束幼稚園元教諭の釜井先生に教えていただきました。
お家の方もお茶会に参加するのは初めてなので、子供たちがお茶室に入る時のご挨拶の仕方や歩き方(畳の淵を踏まない)の見本を見せました。子供たちが流れるように動いていくのを見て、驚いていました。
席に着くとお菓子をいただき、お茶の点て方のポイント伺いました。お湯と抹茶が混ざるようにポンポンと押す、強くこすらない、自分の方に茶筅を送る、小さな泡ができると美味しくなった証拠よと教えてもらいました。
まずはお家の方が挑戦。最初は泡が立たないと苦戦する方もいましたが、茶筅を動かしていくうちに泡が出てきて、お隣の人のと見比べる姿もありました。お家の方が点ててくれたお茶は子供たちがいただきました。自分が点てたお茶を自分の子が飲んでくれる姿を見て、「苦くない」と心配して声をかける様子もありましたが、子供たちは残さず全部飲み切っていました。その姿を見て、お家の方もにっこりとほほ笑んでいました。
次は、子供たちがお茶を点ててお家の方にごちそうする番です。お茶碗が倒れないよう、しっかり手で押さえながら茶筅を動かしていました。釜井先生からも「茶筅の動かし方が上手ね」とお褒めの言葉をいただいていました。大人のように力まずにできるのかもしれませんね。お家の方が一口飲んで「たいそう結構」と言うと、子供たちもニコニコの笑顔になり「おいしい?」「ぜんぶ飲めそう」とたずねていました。
自分が点てたお茶を飲んでもらい、美味しいと言ってもらえる体験ができよかったなと思います。お家の方もご参加ありがとうございました。