学校日記

起震車体験〜4年生〜

公開日
2022/12/12
更新日
2022/12/12

できごと

12月12日(月)の避難訓練は、休み時間中の地震を想定して実施しました。素早く静かに全校児童が校庭に避難することができました。避難指示の放送が流れた時、どこにいたか確認してみると「教室」にいた児童が最も多く、「校庭」「廊下」と続き、「階段」や「トイレ」など当たり前ですが、児童はさまざまな場所にいたことが分かりました。地震はいつどのような状況で起こるか分からないこと、普段の訓練が上手だから必要以上に怖がらなくてよいこと、放送の指示を聞き落とさないことなどを指導しました。

この日は台東区役所の起震車を手配していました。全校での避難訓練実施後、4年生は校庭に残り、大きな揺れを体験して安全に行動できるようにする学習をしました。

起震車には家庭の一室を模した部屋が備わっており、児童はその部屋の椅子に腰掛けます。すると地震が発生し、震度4→5→6弱→6強→7の順に揺れが増幅していきます。揺れを感じたら備え付けのテーブルの下にもぐり、テーブルの脚をしっかりとつかんで頭を中心に体を守ります。

体験した4年生児童によれば
・地震の揺れはとても怖かった。
・机の脚をつかんでいないと、体が吹き飛ばされるかと思った。
とのことでした。大地震が起きると立っていられないこと、頭を中心に体を守ることを理解することができていました。

このような大地震が起こらないことを心から祈るばかりです。