生き物をかわいがることを通して
- 公開日
- 2023/04/17
- 更新日
- 2023/04/17
できごと
松葉小の周辺はビルが建ち並び、大都会の様相を呈しています。
幸い、本校の目の前には松葉公園があり、多くの木々が植樹され、緑に恵まれています。
また、近隣には他にも公園があり、見る人が見れば隠れた生き物の姿も見つけ出してしまいます。
本校には生き物が大好きで、よく捕まえては観察・飼育している児童がいます。
捕まえた生き物は自宅で飼育することが多いようですが、時々、学校に持ってきて教室で飼育・観察することもあります。今日は朝の正門での出来事を紹介します。
公園でまだ小さいヤモリの子どもを捕まえて持ってきてくれた子がいました。
ヤモリは「家守」と表記されることもある生き物でトカゲの仲間です。その名のとおり、害虫を食べてくれます。気持ち悪がって遠ざける人もいますが、私は目がワニみたいでかわいらしいと思います。捕まえたお子さんは市販の生き餌で飼育しているそうです。たまに生きた虫を捕まえてやるそうです。
正門前で一緒に観察していると、生き物に興味のある子や好奇心のある子、怖いもの見たさで寄ってくる子などが集まり、ちょっとしたコミュニケーションの場になります。生き物を愛でることを通して、異学年交流が始まるのです。小さな命を大切にする松葉小学校の子ども達は、とてもかわいいと思います。