六年生教室のベランダで〜ツマグロヒョウモンが乱舞〜
- 公開日
- 2023/06/19
- 更新日
- 2023/06/19
できごと
昼休み、六年生児童がやって来て「うちのクラスのベランダにサナギがいくつもあるんです。」と誘ってくれたので、早速行ってみました。
六年生のベランダにはパンジーの植えられたプランターがいくつかあります。手すりが付いているコンクリの壁が、内側に向かって反っていて、その斜面にサナギが付いていました。そしてこれからサナギになろうとして上ってきている終齢幼虫もいました。一枚目の写真がそうです。
ツマグロヒョウモンの幼虫は黒地に赤の模様が入っており、見た目は毒のある虫に見えますが、そんなことは全然ありません。鳥などに狙われにくくするための知恵なのだと思います。
パンジーの周りにはツマグロヒョウモンのオスとメスが仲よく飛び回っており、六年生は時折そのどちらかを手に乗せてかわいがっていました。
松葉小の周辺は大都会ですが、ベランダにある花を見つけて蜜を吸いに来たり、卵を産み落としていったりするなんて、チョウは目がいいですね。そして、そんな小さな生き物をかわいがっている松葉小の子ども達はとっても素敵です!