霧ヶ峰移動教室(5組)最終日
- 公開日
- 2025/09/07
- 更新日
- 2025/09/07
5組
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移動教室もいよいよ最終日。
今日は「鷹山ファミリー牧場」を訪れました。
ここでは乳牛について学んだり、
乳搾りを体験したりと、とても貴重な学びの時間と
なりました。
まず、牛についてのお話を聞きました。
牛の中でも「乳牛」と呼ばれる種類は、
1日に40リットル、牛乳パック40本分もの
ミルクを出すそうです。
ただし、それは“お母さん牛”だけで、
1年に1度、子どもを産まないと乳を
出すことはできません。
子牛は生まれてから3日間だけ母乳を飲み、
そのあとは代わりのミルクで育つそうです。
少し切ないお話でしたが、人と牛の関わりに
ついて深く考えるきっかけになりました。
また、牛は「経済動物」と呼ばれ、若いうちは
乳を出して人に役立ち、年をとると屠場(とじょう)
に行き、肉食動物のえさになるのだそうです。
牛の寿命は15年ほどですが、実際に生きられるのは
6〜7年ほどで、寿命の半分しか生きられないと
聞いて驚きました。悲しいときには涙を流すことも
あると聞き、牛の命の尊さを感じました。
学んだあとは、乳搾りを実際に体験し、
搾りたての牛乳を飲みました。
さらに牧場のソフトクリームも食べることが
でき、とても濃厚でおいしかったです。
牛のおかげで人々の食が支えられていることを
改めて実感しました。
お昼は「おぎのや」で牛めしをいただき、
最後にお土産を買いました。
みんな楽しそうに選んでいて、
思い出に残るひとときとなりました。
三日間の移動教室を通して、自然や仲間との
時間を楽しむだけでなく、命の大切さや食べ物
への感謝の気持ちを学ぶことができました。