2学期の教育活動開始のための準備を進めています2学期のはじまりを前に、学校では様々な準備が行われています。 調理室の皆さんは、各クラスの配膳台を綺麗に消毒してくださいました。 清掃業者の皆さんは、各学年オープン・スペースや廊下などをピカピカにしてくださいました。 消防設備の点検、防災無線の点検、害虫駆除、樹木剪定、貯水槽の清掃、飲料水ポンプ点検、冷水器転換、備品点検、遊具点検 などなど、子供たちの安全な学校生活のために、この夏も多くの専門業者の方々が御尽力くださいました。 そして学校の先生たちも… 2学期の学習活動の準備、音楽会などの行事の準備を進めています。 この日は、すべての子供たちが安全に学校生活を送るための研修会を2つ行いました。 2学期も安全な環境の中で、すべての子供たちが健やかに成長できるよう、しっかりと教育活動を行って参ります。 「ねぎしキッズまつり」大盛況でした!!夏休みも残り少なくなったこの日 放課後子供教室の子供たちの、子供たちによる、子供たちのための、お祭りが体育館で行われました。 10人以上の実行委員さんたちが頑張って準備をしたこのお祭り たくさんの子供たちが手づくりの模擬店で楽しみました。 輪投げでは、小さい子が投げる輪が少しずれる度に「おしい」、「あと少し」という声をかけてくれている実行委員さんの姿が微笑ましかったです。 ボール当てでは、的が倒れる度に素早く的を準備して、たくさんのお客さんを楽しませようとする実行委員さんの姿が頼もしく見えました。 カラーボール引きでは、どんなボールの組み合わせになっても「がんばったね」、「楽しいだけでOK」という賞をもらえ、実行委員さんのその心の優しさが素敵でした。 ピンポン玉はしつかみでは、かなり難関な内容なのですが「頑張れ!」、「すごい!」、「おしい」という励ましの言葉がたくさん聞かれ、実行委員さんの姿に感心しました。 全部のコーナーをまわると、最後は景品がもらえます。 景品コーナーでも実行委員さんが待機しており、一人一人の「お客様」に景品を渡していました。 お祭りを楽しんだのは子供たちだけではなく、この日出勤していた教員、放課後子供教室のコーディネーターの地域協力者の方、それから台東区教育委員会からもお客様がお見えになり一緒に楽しみました。 実行委員のみなさん、楽しいお祭りをありがとう。 みんなで夏の終わりに楽しい思い出をつくることができましたね。 「ねぎしキッズまつり」大盛況で幕を閉じました。 「ワレワレハ…」夏休みも放課後子供教室は元気です。 放課後子供教室の子供たちはコマ回しが大好きです。 しかも、かなり高レベルで楽しんでいる様子がうかがえます。 この日も玄関ホールで水分補給をしながら楽しんでいる様子が観られました。 そして大型扇風機の前では顔を近付け… 「ワレワレハ…」 と始まっていました。 今日の放課後子供教室も元気で、楽しそうです。 アメちゃんホテルから戻るお盆休みをホテルで過ごしたアメちゃん 学校閉鎖期間が終わったこの日 アメちゃんのことが大好きな先生がチェックアウトの手続きをして、学校に戻してくれました。 チェックアウト時にはホテルの従業員さんから 「また年末年始に会おうね」 と優しい言葉をかけていただき、宿泊先でもたくさん可愛がってもらえていた様子です。 「ねぎしキッズまつり」招待状が届きました!夏休み中の職員室に、6名の児童が現れました。 手には招待状とポスターを持っています。 「ぼくたちは、8月27日の火曜日に『ねぎしキッズまつり』をします。ぜひ来てください!」 「2時から4時まで、体育館でやります!」 「3時45分までには受付をしてください!」 放課後子供教室の子供たちが、お祭りを企画しているようです。 そのお祭りの招待状と手づくりポスターを、お祭りの実行委員の子供たちが職員室に届けてくれたのです。 手づくりのポスターには、輪投げ、カラーボール引き、ボール当て、ピンポン玉はしつかみ などのゲームが紹介されています。 「景品用意しているので ぜひ来てね」 とも書かれています。 子供たちの、子供たちによる、子供たちのためのお祭りが、夏休みの最後に開催されます。 職員一同、とても楽しみにしていますね。 アメちゃんホテルに行く8/10から学校閉鎖期間のため、アメちゃんはホテルで夏休みを過ごします。 この日、飼育委員会担当の先生が優しくアメちゃんをホテルまで連れて行ってくれました。 放課後子供教室で学校にいたお子さんたちからも「行ってらっしゃい」と言われ、アメちゃんは学校を後にしました。今度帰ってくるのは8/19(月)です。 空になったアメちゃんのケージを見て、放課後子供教室で学校にいた低学年のお子さんが… 「いなくなっちゃって、さみしい」 「お世話する人になりたい(飼育委員会に入りたいの意味)」 と言ってくれました。 優しいですね。アメちゃんは、みんなに好かれています。 アメちゃんの夏休み夏休みに入り3週間が経ちました。この日まで毎日、飼育委員会さんは交代で登校し、アメちゃんのお世話をしてくれていました。 この日は次の日からの学校閉鎖が分かるのか、アメちゃんも少し元気がないようでした。 飼育委員会さんはこの日もいつもと変わらず優しい態度でアメちゃんのお部屋を綺麗にしてくれ、エサやりをしてくれました。目が悪いので目薬もさしてくれました。 飼育委員会さん、夏休み前半のアメちゃんのお世話、本当にありがとうございました。 8/19からの後半もよろしくお願いします。 「For you」4年生4つの「ゆう」を大切にした常総市宿泊校外学習2日目4年生はこの4つの「ゆう」を大切にしています。 そして迎えた常総市宿泊校外学習 小学校生活ではじめての宿泊校外学習が始まりました。 8月8日(金) 前夜は早い時間帯から雷が光り、不安定な天候が続いていました。 未明から本格的な雨となり行程が危ぶまれたのですが、子供たちが起きる頃には雨もあがり、雲の隙間から朝日が見える天候へと変わりました。朝の空気や風の感じも東京都は異なる環境の中で、4年生宿泊校外学習の2日目が始まりました。 前夜は興奮のためにあまり眠れなかったというお子さんもいたようですが、みんな元気にお庭で朝会とラジオ体操を行いました。4年生は各町会でのラジオ体操参加者が比較的多く、なかには(朝会のラジオ体操時に)参加者の前に立ち、お手本を示してくれる人もいるほどです。 朝食では食事係さんが前日に引き続き頑張りました。教員の分も合わせて120人分の配膳をするのは大変なことです。前日は初めてだったので、少しだけ時間通りにならないことがありました。これは仕方のないことであり、誰も迷惑がかかったなんて思っていなかったのですが… 「みんなを待たせて悪かったです」 というお子さんもいて、食事係集合時間の10分も前から仕事の準備に取り掛かっているお子さんもいました。 食事係さんが準備をしてくれた美味しい朝食をいただき、お部屋の清掃をして2つ目の体験活動に取り組みました。 2つ目の体験活動は、しおりづくりです。ここでは施設の方から自然に関するお話を聴き、豊かな自然についての知識を得ることができました。 「妹にあげます」 と完成したしおりを見せてくれた「優しいお兄さん」もいました。 閉校式で宿舎の方に感謝の気持ちを込めて御挨拶をして、2日間お世話になった宿舎を後にしました。 バスが向かったのは、実は施設のすぐ裏側にある茨城県自然博物館です。宿舎と博物館の間には大きな沼があり(白鳥も飛来します)、そこをバスぐるりと回って到着しました。 博物館内では、行動班ごとに地球の生いたちや宇宙の秘密、自然や生命のしくみ、茨城県の自然の様子などを見学しました。大きな恐竜のはく製などもあり、子供たちは楽しそうに最後の見学地を満喫しているようでした。 見学後には宿舎の方が作ってくださったお弁当を行動班ごとにいただき、2日間生活した常総市を後にしました。 常総市宿泊校外学習最後の体験活動は、お土産の購入です。限られた予算の中で、誰に(相手意識)、何を(目的意識)買うのかを考え、購入するという活動は立派な経済活動でもあり、学習活動でもあります。 「ぴったり1.000円でした!」 「家族のみんなで食べるお菓子を買いました」 「友達とお揃いのキーホルダーを買いました」 それぞれが旅の思い出を胸に、約20分遅れで学校に到着すると、お家の人や学校の先生が出迎えてくれました。 4年生が大切にする「For you」 4つの「ゆう」はたくさんの場面で実現しました。 特に、友達に優しく関わっている姿は2日間を通していたるところで目にすることができました。 常総市宿泊校外学習を通して成長した4年生 2学期以降も「友達」に「優しく」、そして時には「勇気」をもって行動し、107名の「団結」の姿を魅せてください。 保護者の皆様、地域の皆様 宿舎の皆様、バス会社の皆様、各施設の皆様 台東区教育委員会の皆様 常総市宿泊校外学習挙行に際しまして、温かい御支援と御配慮をいただき、ありがとうございました。 4年生のみなさん、初めての宿泊学習の大成功おめでとう! 残りの夏休みも安全に気を付けて楽しく生活してください。9月2日に学校で会いましょう。 「For you」な2日間の思い出、大切にしてくださいね。 「For you」4年生4つの「ゆう」を大切にした常総市宿泊校外学習1日目4年生はこの4つの「ゆう」を大切にしています。 そして迎えた常総市宿泊校外学習 小学校生活ではじめての宿泊校外学習が始まりました。 8月7日(水) たくさんの保護者の皆様、学校の先生たちの温かいお見送りの中、4年生は元気に常総の地に出発しました。 バスの中での楽しいレクリエーションを経て最初の見学場所である「つくばエキスポセンター」に予定通り到着しました。 「つくばエキスポセンター」は、1985年に開催された「国際科学博覧会(科学万博‐つくば85)跡地に造られた最新の科学や身近な科学に触れられる体験的な施設です。 高さ50mもあるH2ロケットが子供たちを迎えてくれ、行動班に分かれて様々な体験活動が始まりました。 巨大なシャボン玉に入ったお子さんは… 「なんだかあまーい匂いがしました」 と教えてくれました。展示されていた宇宙服を見たお子さんは… 「あんなに重そうな服を着て動くなんてすぎいですね」 と感心している様子でした。 H2ロケットの前でクラス集合写真を撮影し、4年生の子供たちはいよいよ宿舎に到着しました。 学習棟で美味しいお弁当をいただき、それぞれのお部屋に移動、友達との共同生活が始まりました。 根岸小学校の校庭の10倍以上もある広場での芝遊びでは、ボール遊びをする人や、長なわ跳びをする人、ドッチビー(ソフトフリスビー)をする人など、それぞれがそれぞれに興味のある遊びを楽しみました。 あるお子さんは、この日まで昆虫等が苦手で触ることもできなかったのですが、この広場でたくさんの昆虫と出会い、最後には捕まえたカマキリの親子(だと思います。お母さんと赤ちゃん)を芝に戻し「さよなら」と優しく声をかけていました。 水分補給をたっぷりとしながらの芝遊び、一度冷房の効いたお部屋に戻り、お待ちかねのおやつタイムです。 「日本の夏」を思わせる縁側に、子供たちがずらりと座り、冷たくて美味しい氷イチゴをいただきました。 2日で2回予定されている最初の体験活動は、陶芸の絵付け体験です。準備されていたお皿にそれぞれが思い思いの絵を描き「世界で一枚だけのお皿」を完成させます。この日絵付けしたお皿はこの後窯で焼かれ、約3か月後に学校に届くことになっています。どうぞお楽しみになさってください。 夕食はカレーライス、食事係の皆さんが自分の班の友達のカレーライスとスープ、サラダとお水を丁寧に配膳してくれました。カレーライスだけでも美味しいのに、夕食にたくさんの友達といただくカレーラスは格別だったようで「今までの中で一番美味しいカレーライスでした」と言っていたお子さんもいました。 そして体育館でのレクリエーション大会 レク係の人が準備してくれた遊びで思いっきり身体を動かしました。 先生の名前を当てるクイズでは… 第1問 「バナナが好きな先生です」 「優しい先生です」 「バスケットボールが好きです。誰でしょう?」 第2問 「図工の先生です」 「優しい先生です」 「ポニーテールをしています。誰でしょう?」 という可愛いらしい問題でみんな大喜びでした。 たくさん汗をかいた後のお風呂は、友達と一緒に大きなお風呂場で温泉に入りました。 大きな浴槽に入るのが初めてのお子さんもいたようで、浴槽に入る前に身体を洗う、脱衣場に出る前には身体を拭く、浴槽の中で水(お湯)かけっこをしてはいけない・泳いではいけないといったことを学ぶよい体験にもなりました。 初めての宿泊学習ということで、なかなか眠れないお子さんもいたようですが、大きな事故がなく小学校生活初めての友達との共同生活一日目が終わりました。 「最高の思い出」日光林間学園3日目最高の思い出 これは、日光林間学園に際しての学年全体のキーワードです。 この7つの言葉とおり、6年生の日光林間学園は87人にとっても、担任や引率の先生方にとっても「最高の思い出」になったのではないでしょうか。 7月31日(水) 日光林間学園最終日 どの生活班も当たり前のように時間どおり整列し、当たり前のように宿舎のお部屋を「来た時よりも美しく」を合言葉に清掃をする。 あるお子さんが 「来年来る今の5年生のために、宿舎の方に『根岸小学校はいい学校だな』と思ってもらいたいです」 ということを言ってくれました。 まさに「6年生としてやるべきことをやる」です。 閉園式では、宿舎の方にお礼の言葉をお伝えし、3日間お世話になった皆様とお別れをしました。帰り際に宿舎の方に 「こんなに礼儀の正しい学校は初めてです。元気で気持ちの良いお子さんたちですね」 という御言葉をちょうだいしました。もしも、来年度の日光林間学園もこの宿舎であったら嬉しいですね。6年生が「6年生としてやるべきことをやる」結果でした。 3日間お世話になった宿舎を出発して先ず向かったのは日光山輪王寺でした。ここでガイドさんと合流し、各クラスごとに日光東照宮の見学が始まりました。 そして驚いたことに、根岸小学校が到着したときには同じ台東区内の小学校が1校いたのみで、一般観光客も少なく、ゆったりと見学をスタートさせることができました。 1日目のだいや体験館で丁寧に詳しく説明を受けていたおかげで 「五重塔の屋根の裏側の垂木に違いがあるね」 「神厩舎の三猿は他のものと合わせて人の一生なんだよね」 「この先が陽明門で、その先に徳川家康のお墓があって、江戸城(現在の皇居)に向いているんだよね」 「眠り猫の裏側には雀がいるんだよね」 等々、学んだことを実際に体験することができました。それでも、ガイドさんのお話はおもしろく、みんな興味深そうに聴いていました。 五重塔、三神庫、神厩舎、陽明門、眠り猫、奥宮、鳴き竜 すべて見学を終えて、子供たちは大満足の様子でした。 日光東照宮の見学を終えて向かったのは観光センターです。 大切な家族のために御土産を購入します。 実はこの御土産の購入も大切な学習の場です。 限られた予算の中で、相手意識と目的意識をもって経済活動の実地を行う大切な学習の場です。 「先生、日光の名物はなんですか?」 「湯葉はどれが美味しいですか?」 「あと100円残っているのですが、どうしたらよいでしょう?」 「いつもお世話になっている主事さんに御土産を買っていきます」 たくさんの思いがあり、たくさんの優しい行為が観られた御土産の購入が、日光林間学園の最後の活動でした。 学校に帰ると、たくさんの保護者の方や教職員が笑顔で6年生を出迎えてくれました。 帰校式では引率主任の先生から、班長・保健係・食事係・生活係・入浴係・バスレク係に向けて、それぞれに温かい言葉がかけられました。その言葉の最後には必ず「ありがとう」という言葉が付け添えてありました。これは、すべてのお子さんが自分の係の仕事を頑張ったから、この楽しい3日間があったということを意味しています。全員がんばりました 日光の伝統の業に触れた1日目 雄大な男体山や華厳の滝といった日光の自然に包まれた2日目 そして、荘厳な日光東照宮を見学した3日目 6年生の子供たちは、この3日間で友達や先生との「絆」を深め、「支え」合い、日常の学校生活で学んだことを親元を離れた地で「生かす」ことができました。 そして何よりも友達や先生と「楽しみ」、学校を離れた場所だからこそ「6年生としてやるべきこと」を「考え」行動した3日間でした。 保護者の皆様、地域の皆様 宿舎の皆様、旅行会社の皆様、各施設の皆様 台東区教育委員会の皆様 日光林間学園挙行に際しまして、温かい御支援と御配慮をありがとうございました。 6年生のみなさん、残りの夏休みも安全に、楽しく過ごしてください。9月2日に学校で会いましょう。 「最高の思い出」大切にしてくださいね! 「最高の思い出」日光林間学園2日目最高の思い出 これは、日光林間学園に際しての学年全体のキーワードです。 この7つの言葉とおり、6年生の日光林間学園は87人にとっても、担任や引率の先生方にとっても「最高の思い出」になったのではないでしょうか。 7月30日(火) 日光林間学園の2日目は、雨のスタートとなりました。 朝会時には雨雲は見られなかったのですが、朝食中に急に空がどんよりとしてきて、奥日光に向かうときには小粒でしたが雨が降ってきました。 それでも子供たちは元気です。前日、友達と一緒に宿泊できることが嬉しくて興奮してあまり眠れなかったお子さんもいたようですが、全員が元気にバスに乗り、自然豊かな奥日光に向かいました。 ここでひとつ、大きな壁があります。 いろは坂です。 山下り専用の第一いろは坂 山上り専用の第二いろは坂 併せて48ある急な坂は、乗り物が苦手ではない人でも緊張する道路です。 私たち教員は少しでもこの道路で嫌な思い出をもつ人が出ないように、飴を配ったりレクリエーションを考えたりします。 しかし、今回のいろは坂では私たち教員のそういった心配は杞憂に終わりました。バスガイドさんの素晴らしい御配慮と運転手さんの丁寧な運転により、一人もバスの中で嫌な思いをする人がいませんでした。 あるバスの中では全員参加型のゲームをしました。いろは坂の「い」のカーブに差し掛かると「『い』のつくものは?」と呼び掛け、子供たちが「イルカ」、「イギリス」など全員で言い合います。これが結構盛り上がり、そして往復で48回続くので楽しい気持ちが続きました。もちろん子供の頑張りもありますが、バスガイドさんと運転手さんの御配慮に感謝感謝でした。 奥日光最初の見学地は、日本三大名瀑のひとつである華厳の滝です。華厳の滝に着くころには朝から降っていた雨も止み、日光男体山をはじめとする奥日光の大自然が根岸の子を迎えてくれました。この日は毎秒0.3tの水が流れるなど最近にしては比較的に水量が多かったようです。また、朝からの雨が影響したのか、他の学校の見学が一切なく、一般の観光客もなく、根岸小学校が「貸し切り」の状態でゆっくりと見学・集合写真の撮影をすることができました。 スタートが湯滝、ゴールが龍頭の滝のグループごとに行うオリエンテーリングは、子供たちが「支え」合う姿が多く観られる活動となりました。途中で疲れてしまった友達を励ましたり、具合が悪くなってしまった友達を心配したり、6年生の「絆」の現在地が観られるものでした。 5つのチェックポイント 5つの暗号は最初のポイントから「出」、「い」、「夏」、「の」、「思」でした。 ゴールの石楠花橋ですべてのグループが暗号を並べなおし出た答えが… 「夏の思い出」 「思い出の夏」 でした。 前日の教員打合せでは、「夏の思い出」という正解を考えていたのですが…「思い出の夏」も正解ですよね。「正解」はひとつではないということを、私たち大人は改めて子供たちから学ぶ機会となりました。 スタート地点の湯滝、ゴール地点の龍頭の滝、先に見学をした華厳の滝を含めて日光三大名瀑を観ることができ、自然の雄大さを感じたのではないかと思います(湯滝と龍頭の滝は若干早足でしたが…)。 お昼ご飯の湯の湖ではクラス写真とともに、学年全体での集合写真も撮影していただきました。学年全員が自然の中で写っている写真はなかなかございません。後日、ぜひ御確認ください。 その後徒歩で湯元温泉に向かい、源泉に10円玉をつけ色が変わる実験を行いました。硫黄で銅が黒く変わり、友達と喜び合っている様子がうかがえました。 そしてたくさん歩いたご褒美の光徳牧場のアイスクリーム 真っ赤な顔をしてアイスクリームをいただいている子供たちからは… 「世界で一番美味しい」 「たくさん歩いたから、より美味しく感じる」 「牧場でのアイスクリームは、去年の鷹山ファミリー牧場以来です(霧ケ峰移動教室時の)」 「先生の分もください」 といった声が聞かれました。 自然の中でたくさん活動した後で友達と一緒にいただいたアイスクリーム これも「楽しい」思い出の1ページになったことでしょう。 宿舎に戻り、入浴、夕食(前日に比べて、ご飯のおかわりが多かったように感じました。たくさん動いたからでしょう)、そしていよいよお待ちかねの肝試し(ナイトウォーク)です。 このページではその様子を正確にお伝えすることは難しいですが、昭和の時代の夏の夜という感じで、とにかく雰囲気があり、子供たちは始まる前から緊張した様子でした。 日も暮れかけた薄暮の中、お寺の講堂の前のスペースで学年主任による「以前私が体験した不思議な出来事」的なお話では、「きゃー」、「なんでー」、「やだー」といった声(特に女子)があちらこちらから聞かれました。 そんな中での肝試し(ナイトウォーク)です。通路に教員が座っている、立っているだけで… 「ギャー!!!」、「先生やめてくださいよ(怒)!!!」と絶叫があがりました。 日光林間学園2日目は、温かいバスガイドさんと運転手さんの御配慮によりバスの中で嫌な思いをする児童が一人もいなく、奥日光の大自然の中で東京では感じられない思い…例えば、雨が止んで太陽が顔を出す、それだけのことに有難さを感じる、太陽の温かみを感じる…を体験でき、懐中電灯ひとつで友達と暗い夜道を歩き、そして各部屋で観られた友達との楽しい時間… 6年生全体の、各クラスの、そして各グループでの「絆」が深まる「楽しい」時間でした。 「最高の思い出」日光林間学園1日目最高の思い出 これは、日光林間学園に際しての学年全体のキーワードです。 この7つの言葉とおり、6年生の日光林間学園は87人にとっても、担任や引率の先生方にとっても「最高の思い出」になったのではないでしょうか。 7月29日(月) 夏休みに入り、約1週間ぶりの再会 6年生 日光林間学園は、87名全員が出発式に参加をし、全員の笑顔と御家族の皆様の温かいお支えの中でスタートをしました。 バスの中、扇大橋からは雄大な富士山がその姿を見せ、6年生の出発を歓迎してくれているようでした。この日のために楽しいレクリエーションを考えてくれていたレクリエーション係さん、そしてカラオケの準備をしてくれていた入浴係さんのおかげで、バスの中も楽しい雰囲気でした。 最初の見学地は、だいや体験館でした。お弁当をいただいてから見学をするグループ、見学をしてからお弁当をいただくグループと学年を2つに分けての活動でした。だいや体験館では、最終日に訪れる日光東照宮の1/10模型の見学をすることができました。 五重塔、三神庫、神厩舎(三猿でお馴染みの)、陽明門、唐門、眠り猫、奥宮(御祭神のお墓所)、薬師堂(鳴き竜でお馴染みの)等々すべてが1/10スケールで再現されている光景は圧巻です(眠り猫だけは実物大)。それに加えて係の方が分かりやすく丁寧にそれぞれの建物の由来等を説明してくださり、子供たちは真剣な表情で聴いていました。眠り猫の前での係の方の御説明が大変印象的でした… 「今の眠り猫は目を閉じ、穏やかな表情をしています。それは、現在が平和な世の中だからです。この先50年、どのような世界になっているでしょうか?」 この言葉の意味を「考える」ときの子供たちの表情は真剣そのものでした。 根岸の子たちがつくる平和な世界、実現の日が訪れることでしょう。 美味しいお弁当の御準備、ありがとうございました。 再びバスに乗り込み向かった先は、日光江戸村 テレビ等で見かける江戸の村が再現されている「EDO WONDERLAND」です。当日は栃木県の佐野市で41度を記録した日であり、江戸村のある日光市も大変暑い一日でした。 それでも子供たちは水分補給をしながら、忍者の屋敷や巨大迷路などで楽しんでいました。空調の効いた建物内での見学もありました。また、江戸村中心には川が再現されてあり、子供たちは裸足になって涼をとっていました。中には川の中にいる大きな魚に触れている子もいました。大きなカブトムシを捕まえている子もいました(もちろん、優しく木にかえしていました)。 最後には多くのお子さんが忍者ショーで楽しみ、あっという間の2時間が過ぎました。江戸村を去る頃になると、大変涼しくなっていましたが…。 宿に到着後、引率の責任者の先生とロビーで宿舎の方と打合せをしているときに、階上からは「避難経路の確認!避難経路の確認!」という声が多く聞かれました。日常の学校生活で行っている避難訓練を「生かす」ことができていました。自分たちで今、何をやるべきかを「考え」て行動することができるのはさすがです。 開園式では、3日間お世話になる宿舎の皆様に礼儀正しく挨拶をすることができました。これも日常の学校生活で培ったことを「生かす」ことができていました。 夕食後にはクラスごとにお風呂に入り(温泉です)、日光彫に出かけました。日光彫は「ひっかき」という独特な彫刻刀を使って行います。それぞれ下絵をもとにお盆にデザインしたものを彫ります。最初は手元がおぼつかない様子がありましたが、御担当の先生の丁寧な御指導により、みんなそれぞれが思い思いの作品を完成させることができました。 日光林間学園1日目は、たくさんの保護者の方や職員に見送られての出発、友達との楽しいお弁当、日光東照宮についての知識の体験的な習得、日光江戸村での体験活動・自然体験活動、宿舎の生活のスタート、伝統の業にチャレンジした日光彫体験、そして各部屋で観られた友達との楽しい時間… 6年生全体の、各クラスの、そして各グループでの「絆」が深まる「楽しい」時間でした。 |
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