学校日記

命を感じて〜ナミアゲハを手に乗せたよ!〜

公開日
2023/06/13
更新日
2023/06/13

できごと

チョウの仲間は羽化してすぐに羽を乾かし始めます。その間は「手乗り」にさせることができます。前回の記事でそのようにお伝えしました。

大田区立大森第五小学校の子ども達が育てたナミアゲハとアオスジアゲハのサナギをいただいてきました。玄関に展示しています。今回は、6月12日(月)に羽化したばかりのナミアゲハが、松葉小の子ども達の手に乗っている様子をお知らせします。その日は登校してきた子ども達が次々と「手乗り体験」をしました。その時の様子を撮影したものを玄関のボードに掲示しています。来校の折にご覧ください。本記事ではスペースの関係上、3枚のみご紹介します。

朝、登校時刻が早いお子さんは手乗りのチョウをしばらくの間ひとりじめすることができました。子ども達が次々に登校してくると、指先から指先へとそっと移しながら、小さな命の営みを感じ取っていました。

「軽いな。」
「くすぐったい。」
「かわいい!」

いろいろな感想が聞こえてきます。もちろん手に乗せたのは初めてという子どもばかりです。羽が乾いたチョウは、花の蜜を吸って命をつなぎます。12月頃にサナギになった個体が「越冬サナギ」として冬を越し、春に羽化してさらに次世代へと命をつないでいきます。