1月19日(火) 感性を身に付ける
- 公開日
- 2021/01/19
- 更新日
- 2021/01/19
ミニ 駒中だより
本校の職員玄関を出た右側に、小さな池があるのを御存じでしょうか。
その池で写真のような鯉を飼育しています。今は主事さんが毎日、水替え、エサやりをしていますが、ゆくゆくは生徒が面倒を見てあげるようになるといいですね。
確かに、動物を責任をもって飼い続けるということは大変なことです。毎日のエサやりから水替え、温度管理、そして病気の早期発見とその手当て等、動物の命を守るための自分の果たさなければならない務めを、自分の都合で勝手に変えることはできないからです。
だからこそ、生き物を飼うという営みを通して身に付く事柄も多いと考えます。もの言えぬ動物側の立場になって、ものごとを考えたり感じ取ったりしようとする感性の豊かさや思いやりの深さが、動物飼育を通して生徒に培われていくことを否定できる教育者はいないでしょう。