3月8日 今日の給食「WBC応援献立(vsオーストラリア)」○ココアパン ○ミートパイ風 ○野菜スープ ○デコポン ○牛乳 〜もぐもぐ通信〜 WBC、いよいよ明日から日本の試合が始まりますね。ということで、今日は3月12日に日本と対戦する「オーストラリア」の料理です。 オーストラリアの人はは牛や羊などの肉、乳製品を多く食べるそうです。今日の給食に出ている「ミートパイ」は、オーストラリアの国民食で、昔オーストラリアを開拓したイギリス人たちが食べていたことから根付いたと言われています。肉やきのこをグレイビーソース(肉汁を使った作ったソース)といっしょにパイ生地で包んで焼いた料理で、オーストラリアでは平均で1年に12個も食べているといわれています。 今日は給食風にアレンジして作りましたが、どの学年でも大人気でした◎ さて、今日は今年度最後のラッキーにんじんデーでした。先生に当たったり、何度も当たっている子に当たったり、今日は当たる気がする!と言っていた子が当たったり、ドラマがたくさんありました。 3月7日 今日の給食「6年生卒業おめでとう!」○赤飯 ○鶏のから揚げ ○紅白なます ○うったち汁 ○ジョア 〜もぐもぐ通信〜 今日は「6年生を送る会」が開かれました。各学年から6年生へ、お祝いのメッセージやプレゼントを届けました。ということで、給食でも6年生をお祝いしたメニューになっています。 みなさんは、お祝いの日に食べるものといえば、何を思い浮かべますか?今日の給食に出ている「赤飯」は、その代表ともいえますね。赤飯の赤い色やささげには、邪気を祓う力があるといわれています。 また、副菜に選んだ「紅白なます」は、おせちにも入っていて、紅白がおめでたさの象徴を表していますね。 「うったち汁」は佐賀県の郷土料理で、就職や結婚で家を出る子供にこの料理をふるまうという習慣があります。卒業を控えた6年生に、ぴったりな汁物ですね。 3月6日 今日の給食「WBC応援献立(vsチェコ共和国)」○ミルクパン ○グヤーシュ ○ザワークラウト風 ○なんちゃってビールゼリー ○牛乳 〜もぐもぐ通信〜 いよいよ今週から、WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)が開催されます。話を聞いていると、子供たちも楽しみにしているようでした。ということで、今秋は日本と同じグループに所属する、対戦国の料理をそろえました。 今日は、3月11日に対戦する「チェコ共和国」です。チェコは、中央ヨーロッパにある国で、首都は観光地として有名なプラハですね。 「グヤーシュ」は近隣国ハンガリー発祥の料理ですが、チェコ共和国でも食べられるそうです。パプリカや玉ねぎ、肉やじゃがいもなどを煮込んだ料理です。 また、チェコは世界で一番ビールの消費量が多い国といわれています。そこで、給食ではオレンジジュースとサイダーを使ってビールのような見た目のゼリーを作りました。 それを見て心配し、「これアルコールとんでますか…?」と聞いてくる子もいました。 せっかく日本が世界と交流する機会ですので、その国の食文化も伝えていきたいと思います。 3月3日 今日の給食「ひな祭り献立」○ひな祭りちらし寿司 ○さわらの西京焼き ○菜の花のおかか和え ○手毬麩入りすまし汁 ○ひしもち3色ぜりー ○牛乳 〜もぐもぐ通信〜 3月3日のひな祭りは「桃の節句」といい、ひな人形や桃の花を飾り、女の子の成長と幸せを願てお祝いする日ですね。 行事食には、旬の食材を使ったちらし寿司や、はまぐりのうしお汁、ひしもち、ひなあられなどがあり、それぞれ願いを込めて食べられます。今日はデザートにひしもちをイメージした3色ゼリーを作りました。桃の色はいちご、白は牛乳、緑は抹茶を使って作りました。ちなみに、このひしもちの3色には意味があり、雪の下に新芽が芽吹き、地上には桃の花が咲いている、季節の風景を表しています。また、ひしもちの形は「菱の実」からきていて、菱の実は繁殖力が強いため子孫繁栄の意味があり、さらに菱のとがった形は悪い物を追い払うといわれているそうです。 さて、今日の西京焼きに使ってた「さわら」は出世魚で「さごし→さこち→さわら」と名前が変わります。 さらに、おかか和えに使った菜の花は、今しか食べることができない旬の食材ですね。少し苦味がありますが、春の訪れを味わって感じてほしいと思いました。 3月2日 今日の給食「旬を味わう(うど)」○ひじきとおかかのふりかけご飯 ○あなご入り玉子焼き ○うどとほうれん草のごま和え ○6年生のみそ汁 ○牛乳 〜もぐもぐ通信〜 3月になり、いよいよ春が深まってきましたね。今月は、今の季節に旬を迎える山菜を給食で提供します。今日の給食のごま和えに入っている「うど」は、東京都でもとれる山菜で、土から顔を出したばかりの新芽や、ある程度育った茎や若葉、つぼみなどを食べます。特有の香りとほのかな苦みが特徴で、また、シャキシャキとした歯ごたえをしています。 初めて食べる子供が多かったようですが、とても人気で、残食もありませんでした。 3月1日 今日の給食「出世魚を味わう&ハレの日の汁物&給食でGOTOイート(新潟県)」○ぶりカツ丼 ○はりはり漬け ○鶏汁 ○牛乳 〜もぐもぐ通信〜 3月は、これから進級・進学する子供たちをお祝いして、成長に応じて呼び名が変わる「出世魚」を取り入れています。名前が変わると、なぜ出世になるのでしょう。それは、昔武士は成人を迎えると、名前を幼名から大人の名前に改め、着るものも替えて社会の仲間入りをしました。ここから、名前が変わる「出世魚」は縁起物とされ、お祝いの贈り物として使われるようになったといわれています。 今日の給食に使った「鰤」は、関東では「わかし→いなだ→わらさ→ぶり」と呼び方が変わります。 「ぶりカツ丼」は新潟県の郷土料理で、それに合わせて新潟県でハレの日に食べる汁物を組み合わせました。「鶏汁」は鶏もも肉、ごぼう、焼き豆腐、板こんにゃくとシンプルな具材の醤油仕立ての汁物です。 また、「はりはり漬け」も新潟県の郷土料理です。切干大根をしょうゆに漬けたものをいい、雪の多い新潟県では、冬を越すための保存食として作られていました。名前の由来は、食べた時に「はりはり」と音を立てるからといわれています。名前の由来を伝えると。ある一年生は「パリパリって聞こえるから、パリパリ漬けって名前のほうがいいよ!」と言っていました。 2月28日 今日の給食「ビスケットの日」○ビスケットパン ○豚肉とコーンの煮込み ○わかめサラダ ○牛乳 〜もぐもぐ通信〜 今日2月28日は、ビスケットの語源である「二(2)度焼(8)かれたもの」の語呂合わせで「ビスケットの日」です。 ということで、パンにビスケット生地をぬって焼いた、ビスケットパンを提供しました。 今日の食育動画では、ビスケットパンができるまでの様子や、先日の6年生の調理実習の様子を紹介しました。 2月27日 今日の給食「東京都だって地産地消献立」○ご飯 ○ハンバーグ ○清水さんちのにんじんグラッセ ○6年生の洋風みそ汁 ○牛乳 〜もぐもぐ通信〜 今日のにんじんのグラッセに使っているにんじんは、東京都清瀬市下清戸の清水 洋士さんが育てたものです。今月、清水さんが育てたチンゲン菜を使ったナムルも給食で食べましたね。 グラッセは、清水さんおすすめの食べ方です。とれたてのにんじんはとてもあまくておいしいので、ぜひ味わってくださいと清水さんからメッセージをいただきました。ほかにも、農家という仕事のやりがいや、子供たちへの思いを以前インタビューで伺ったので、子供たちに紹介しました。 2月24日 今日の給食「食べ比べ柑橘(せとか・甘平)」○ジャージャー麺 ○青のりポテト ○食べ比べ柑橘(せとか・甘平) ○牛乳 (○江戸千住ねぎの塩焼き、根っこのからあげ※2年生のみ) 〜もぐもぐ通信〜 いろいろな種類の柑橘類が出回る季節です。今日は、八百屋さんがおすすめしてくださった愛媛県産の2種類を食べ比べてもらいました。 「せとか」は「清見オレンジ」と「アンコール」、「マーコット」をかけ合わせてできた品種です。トロリととろける食感で、「柑橘の大トロ」とよばれています。 「甘平」は「西の香り」と「ポンカン」をかけ合わせてできた、まだ新しい品種です。皮がうすく、その中に甘い果肉がぎっしりつまっています。 調理員さんが、見分けがつきやすいように切り方を変えてくれました。 さて、今日はもうひとつ。2年生が1学期から育ててきた江戸千住ねぎが、いよいよ収穫の時期を迎えました。今年度は、外壁工事と重なりいつもの花壇で栽培ができなかったこともあり細いねぎが目立ちました。しかし、葱善の田中さんから、ねぎの大きさによって使い道が異なり、太い物は鍋に、細いものは蕎麦屋で使われるとお話をいただきました。細いからといって捨ててしまうのではなく、それぞれ活用されているのですね。 、あた、それに伴い、食べる部分が少なくなるため根っこも食べられると教えてくただ来ました。軽く打ち粉をして揚げ、塩をふって提供しました。パリパリした食感で子供たちもうれしそうに食べていました。食品ロス削減にもつながるねぎの活用法ですね。 2月22日 今日の給食「東京都だって地産地消献立&千束幼稚園体験給食(にじ組、つき組)」○ご飯 ○さばのみそ煮 ○東京都産小松菜と白菜のごま入り煮浸し ○けんちん汁 ○牛乳 〜もぐもぐ通信〜 今日の煮浸しに使っている小松菜と白菜は、東京都でとれたものです。今日の食育動画では、今まで使った都産の食材について生産者の顔といっしょに振り返りました。 さて、今日は併設幼稚園である千束幼稚園の体験給食でした。にじ組、つき組さん、和食もしっかり食べることができていました◎にじ組さんは、自分たちで配膳し、さらに自分が食べられる量を把握する練習もしました。 2月21日 今日の給食「季節の献立(おでん)」○茶飯 ○おでん ○即席漬け ○りんご ○牛乳 〜もぐもぐ通信〜 今日は一日寒い日でしたね。そんな日に、おでんはぴったりの献立でした。おでんは、漢字で「御田」と書きます。これは「田楽(日本の伝統芸能)」を丁寧に言った言葉です。田楽とは、田植え前に豊作を祈って踊られる「田楽踊り」のことを指します。 豆腐を串に刺して焼き、みそだれをつける豆腐田楽は、この踊りの姿に似ていることから名付けられたといわれています。ここから発展した料理を「おでん」と呼ぶようになったそうです。 また、おでんといえば「茶飯」がいっしょに出されることが多いですね。給食もよくある組み合わせです。これは、江戸時代豆腐田楽と合うことから茶飯がセットで売られていたことからきています。 2月20日 今日の給食「エコフィードで育った豚肉」○ツナつな元気パン ○エコフィードで育った肉団子スープ ○いちご(栃木県産とちおとめ) ○牛乳 〜もぐもぐ通信〜 1月の給食にも登場した「エコフィード」で育った豚肉。今月はひき肉にして使用しました。エコフィードは食品ロスを使ってつくられた飼料のことです。環境に優しいという意味の「エコ」と、えさを意味する「フィード」を合わせてできたことばです。 エコフィードは、みなさんがイメージする飼料とはちょっと異なり、液体状です。液体にすることで、コストを抑えることができたり、それを食べた動物の健康にも役立ったりするそうです。 2月17日 今日の給食「ドレミ献立」○ドリア ○レモンドレッシングサラダ ○ミネストラスープ ○牛乳 〜もぐもぐ通信〜 明日の音楽の集いに合わせて、給食ではメニューの頭文字に「ドレミ♪」をそろえました。 ドリアは、ひとつひとつが調理員さんの手作りです。子供たちもとてもよく食べてくれていました◎ 2月16日 今日の給食「今日は寒天の日」○キーマカレーライス ○東京都産糸寒天入りサラダ ○食べ比べ食感ゼリー(寒天・アガー) ○牛乳 〜もぐもぐ通信〜 18年前の2月16日に、テレビの全国放送で寒天が健康食品として紹介され、寒天の大ブームが起こったことから今日が寒天の日となりました。普段なかなか給食で寒天が注目されることは少ないので、今日は寒天について子供たちにアピールしました。 サラダに入っている糸寒天は、東京都の八丈島でつくられたものです。ゆで加減が難しいのですが、調理員さんが上手に仕上げてくれました。 さて、寒天といえばゼリーを作るのに使われるイメージがありますね。ゼリーを固める素といえば「寒天」「アガー」「ゼラチン」が主に使われると思います。昨年、ゼラチンを使った際にうまく固まらなかったことを挙げ、それぞれの特徴を紹介しました。 今日の給食では、白のカルピス味のゼリーは寒天、ぶどう味のゼリーはアガーを使いました。千束小学校ではアガーは使ったことがなかったので、子供たちは「こっちのほうがやわらかくていい!」と食感の違いに感動しているようでした。 2月15日 今日の給食「東京都だって地産地消献立」○ご飯 ○いかのごまマヨネーズ焼き ○関さんちの水菜入りおひたし ○6年生のみそ汁 ○牛乳 〜もぐもぐ通信〜 今日のおひたしに使っている水菜は、東京都清瀬市下清戸の関健一さんが育てられたものです。1月の給食で、関さんが育てたトマトを食べましたが、ほかにもなすやアスパラガスなどいろいろな野菜を育てているそうです。 水菜は、アクがなくシャキシャキした食感をしています。カリウムやビタミンCなど栄養も豊富で、サラダなどにして生でも食べることができます。 都内でとれたものというとで、新鮮な野菜を使うことができたと子供たちにも実感してもらいたいと思い、水菜を切ったときの「シャキシャキ」という音を聞いてもらいました。 また、先日関さんにインタビューしたときの様子も動画で紹介しました。 2月14日 今日の給食「バレンタインメニュー」○チョコチップパン ○ホワイトシチュー ○ハートのマカロニ入りサラダ ○牛乳 〜もぐもぐ通信〜 今日はバレンタインデーですね。女性から男性へチョコレートを贈る日というイメージがあると思いますが、外国では逆に男性が女性に花束などのプレゼントを贈るところもあるそうです。 さて、カカオ豆から作られるチョコレートですが、昔は飲みものでした。それもとっても濃い、どろっとした飲み物で、甘くはあなかったそうです。また、カカオ豆はお金と音字くらい大切だったので、チョコレートを飲めるのは王様や貴族だけだったそうです。 6年生からのリクエストもあり、今日の給食ではチョコチップパンを出しました。また、サラダにはハートの形をしたマカロニを入れました。このマカロニは米粉からできていて、揚げて提供しましたが、おせんべいのようにパリっとざくっとした食感になりました。 2月13日 今日の給食「東京都だって地産地消献立(白菜)」○釜焼きビビンバ ○東京都産白菜のスープ ○ふしぎな目玉焼き ○牛乳 〜もぐもぐ通信〜 今日のスープに入っている白菜は、東京都産のものです。先日、全校児童を対象に「東京都でとれる野菜を知っていますか?」とアンケートを実施しました。約半数の児童が「知っている」と答え、小松菜や江戸東京野菜を挙げてくれました。もっともっと、東京都産の野菜を知ってもらいたいと思うので、これからも給食で出し続けたいと思います。 さて、ビビンバとふしぎな目玉焼きは、6年生のリクエストメニューです。ビビンバは第7位、ふしぎな目玉焼きは第2位でした。先日の児童集会で、ふしぎな目玉焼きとフルーツポンチ、どちらが好きな人が多いかクイズがありました。全校ではフルーツポンチ派が多かったのですが、6年生だけみると、ふしぎな目玉焼きのほうが人気がありました。 リクエストをとると、学年ごとに違った内容になりとても興味深いです。 2月10日 今日の給食「旬を味わう&食事マナー」○ご飯 ○銀ひらすの煮つけ ○切干大根サラダ ○6年生のみそ汁 ○デコポン ○牛乳 〜もぐもぐ通信〜 今日は雪が降り、寒い一日でしたね。給食では、寒い季節においしい食べ物が登場です。 銀ひらすは別名「シルバー」ともいい、冬が旬のお魚です。たんぱくな白身で、いろいろな料理に合います。 デコポンは不知火の中で甘さや酸味の基準をクリアしたものになります。柑橘類がおいしい季節になりましたね。給食でもいろいろな品種を出し、子供たちに伝えたいと思います。 さて、今月の給食目標は「マナーを守って食べよう」です。今日の動画では、健康委員会の児童が食事マナーについてクイズを出してくれました。 2月9日 今日の給食「東京都だって地産地消献立(八丈レモン)」○きのこと小松菜のクリームスパゲティ ○スティックサラダ ○八丈レモンケーキ ○牛乳 〜もぐもぐ通信〜 今日のケーキに使用しているレモンは、東京都八丈島でとれた「八丈レモン」を使っています。八丈レモンは、木の上で完熟させるため、ふつうのレモンよりも一回り大きくなります。 また、果皮の苦みが少ないので皮ごとおいしく食べることができます。 今日は果汁だけでなく、レモンの皮をすりおろして使いました。さわやかなレモンの香りが広がり、子供たちにも大人気でした。 東京都には島も含まれることを認識してもらい、また、そこでとれる食べ物についても知ってもらいたいと思います。 2月8日 今日の給食「今日は事始め」○ゆかりご飯 ○めかぶ入り和風あんかけ厚焼き玉子 ○白菜のごま和え ○おこと汁 ○牛乳 〜もぐもぐ通信〜 今日2月8日は「事始め」といい、昔から農業を始める目安の日とされていました。この日に、「おこと汁」という、小豆が入ったみそ汁を飲み、豊作や無病息災を祈りました。 また、この日に、使い込んで折れたり曲がったりして使えなくなった針を集めて豆腐やこんにゃくなどのやわらかいものにさしたり、紙に包んだりしたりして供養し、針仕事の上達を祈る「針供養」という行事が行われます。 子供たちにはなじみのない行事ですが、浅草寺でも針供養が行われており、その様子を動画で紹介しました。 |
|