1月23日 今日の給食「給食の歴史を知ろう」○コッペパン ○いちごジャム ○くじらの竜田揚げ ○ゆできゃべつ ○五目スープ ○牛乳 〜もぐもぐ通信〜 明日から始まる「全国学校給食週間」にちなんで、この日は給食の歴史を学びましょう! クジラは栄養価が高かったことから昭和のころ給食でよく登場していたそうです。また、外国からの支援で届いた小麦粉を使って主食にパンが出されたことで、日本人の食生活を変えたともいわれています。また、今では牛乳が毎日出ていますが、このころは「脱脂粉乳」が提供されていました。 今日は食育動画で、給食の歴史について子供たちに伝えました。1889年、山口県のお寺にあった学校で、貧しい子供たちに昼食を無償で提供したのが給食のはじまりといわれています。その後、子供たちの栄養状態の改善を目的に、給食が全国へと広まりました。戦争で一旦中断することにはなりましたが、戦後は学校給食法という法律もでき、給食の内容もバランスのとれたものになっていきました。 1月20日 今日の給食「今日は大寒!風邪予防献立」○カテキンふりかけご飯 ○ひじき入り厚焼玉子 ○小松菜としゃもじ菜のみぞれ和え ○豚汁 ○牛乳 〜もぐもぐ通信〜 今日は、二十四節句の「大寒」です。漢字の通り、一年で一番寒い時期になります。風邪もひきやすくなるので、今日の給食では風邪予防に効果があるといわれている「カテキン」という成分が含まれるお茶を使ってふりかけを作りました。ちょっと苦みもありますが、香りがよく、においでも味わえる一品です。 また、大寒の時期に産まれた卵を「寒卵」といい、昔から大切にされてきました。寒くなると、鶏が産む卵の数は減りますが、その分ひとつひとつに栄養がつまっているといわれます。滋養たっぷりの卵を食べて、この寒い季節を元気にすごしましょう! 1月19日 今日の給食「給食でGOTOイート(長野県)」○親子とじうどん ○野沢菜のおやき ○野菜のみそ和え ○牛乳 〜もぐもぐ通信〜 今月は長野県の郷土料理「おやき」が登場です。小麦粉で作った皮に、あんや野菜など旬のものを包んで焼いたものです。長野県は、米よりも小麦の栽培に適した地域だったため、おやきを作り、米の代わりとして食べられていたそうです。今回は、長野県で有名な野沢菜をたっぷり入れて作りました。ほかにも、かぼちゃや小豆、なすなどいろいろな具材のバリエーションがあります。 今日は皮から調理員さんの手作りです。とても大変な作業でしたが、子供たちからは「おいしかった!」をたくさん聞くことができました。 また、今日使用したねぎはおなじみ江戸千住ねぎ、そしてにんじんは東京都清瀬市でとれたものです。にんじんは、昨日とれたばかりの新鮮な物!こういったとれたてが手に入るのも、地産地消のよいところですね。 1月18日 今日の給食「冬野菜がたっぷり入ったカレーライス」○冬野菜のカレーライス ○コーンサラダ ○パインゼリー ○牛乳 〜もぐもぐ通信〜 給食の人気メニューであるカレーライスですが、実は季節によって少しずつ中身が変わっています。気付いていましたか? 今日は、今が旬のブロッコリーや大根、れんこんといった冬野菜が入ったカレーになっています。 いろいろな具材が入っているため、調理員さんは具材が崩れないように、それぞれちょうどよく火が通るように、時間差で具材を入れてくださっています。おかげで、どの食材もおいしく食べることができました◎ 冬野菜には、食べるとからだをあたためてくれるはたらきをするものが多いと言われています。しっかり食べて、風邪に負けないようにしたいですね。 1月17日 今日の給食「東京都だって地産地消献立」○ご飯 ○かつおの磯揚げ ○生田さんちの小松菜入り煮浸し ○6年生のみそ汁 ○牛乳 〜もぐもぐ通信〜 今日の煮浸しに使っている小松菜は、おなじみ江戸川区の生田さんが育てたものです。子供たちに何度も紹介していることもあり、名前と顔をすっかり覚えてくれています。 さて、地産地消にはよいことがたくさんあります。例えば、地域でとれたものを消費することで、輸送コストが抑えられ、環境にも優しくなります。また、生田さんのように、知っている人が育てたというだけでも、安心度がぐっと上がりますね。 東京都の食材を子供たちへ伝える際には、いっしょに地産地消の利点についても繰り返し伝えていきたいと思います。 1月16日 今日の給食「旬の野菜ブロッコリー」○セサミトースト ○花野菜のクリーム煮 ○にんじんラペ ○りんご(青森県産サンふじ) ○牛乳 〜もぐもぐ通信〜 今が旬のブロッコリーやカリフラワーは花のつぼみを食べる野菜です。ビタミンCが豊富なため、寒い時期に積極的に食べたい野菜ですね。 ちなみに、どちらもきゃべつの仲間で、春には黄色の花が咲きます。 今日、花野菜のクリーム煮を担当してくださった調理員さんが、ちょっと変わった紫色のブロッコリーを食べたお話をしてくれました。せっかくなので、子供たちにもクイズ形式にして紹介しました。ブロッコリーやじゃがいも、にんじんなど、品種によっていろんな色をしていておもしろいですね。 1月13日 今日の給食「小正月献立」○赤飯 ○鶏の塩麹焼き ○野菜のおかか和え ○もち花すまし汁 ○牛乳 〜もぐもぐ通信〜 かつて日本は月の満ち欠けを一か月の基準として暮らしていて、一年で最初の満月となる日を「一年の始まり」として祝っていました。それが小正月で1月15日にあたります。 小正月には小豆粥を食べますが、給食ではお祝いの気持ちを込めて赤飯を炊きました。また、小正月の飾りである「もち花」は、一年間の五穀豊穣を願う縁起の良い飾り物です。給食ではもち花をイメージした紅白のはんぺんを入れた汁物を出しました。 赤飯は苦手な子供が多いイメージがありましたが、子供たちはとてもよく食べていました◎ 1月12日 今日の給食「江戸千住ねぎを味わう」○江戸千住ねぎ入りみそラーメン ○茎わかめのサラダ ○カップ杏仁豆腐 ○牛乳 〜もぐもぐ通信〜 江戸千住ねぎがおいしい季節です!2年生や千束幼稚園で育てている江戸千住ねぎも、大きく育ってきました。今日は、ラーメンに江戸千住ねぎをたっぷり入れました。このラーメンをはじめ、3学期には6年生のリクエストメニューが給食で登場します。ちなみに、杏仁豆腐も6年生のリクエストです。 さて、昨日千束幼稚園では江戸千住ねぎの収穫が行われ、それを雑煮に入れて食べました。そのときの様子を小学校でも紹介すると共に、日本各地のお雑煮を紹介しました。新潟県の親子雑煮や、香川県のあんもち雑煮など、関東圏の我々から見るとびっくりするお雑煮がたくさんあります。 1月11日 今日の給食「給食で運試し!」○柏パン ○おみくじコロッケ ○きゃべつとりんごのサラダ ○もやしスープ ○牛乳 〜もぐもぐ通信〜 今日から3学期の給食がスタートです!今年最初の給食は、コロッケの中身で運勢を占います♪ ウインナーが入っていた人は大吉!ウィナー=勝者とかけて勝ち続ける一年になるでしょう。 チーズが入っていた人は中吉!チーズは発酵食品なので「発光」し輝く一年になるでしょう。 ちくわが入っていた人は小吉!ちくわは穴があいているので、見通しがもてる一年になるでしょう。 また、3つ全部が入った「大大吉」も一つだけ作りました。昨年度、一昨年度は先生に当たりましたが、今年は4年生に当たりました◎ 12月22日 今日の給食「クリスマスメニュー」○チキンライスのクリームソース ○わかめサラダ ○クリスマスツリーケーキ ○ジョア 〜もぐもぐ通信〜 今日で2学期最後の給食です。クリスマスも目前なので、かわいいケーキを作って提供しました。 今学期もたくさんたくさん食べてくれた子供たち。冬休みもしっかり食べて元気に過ごしてほしいと思います。3学期もおいしく楽しく学べる給食を楽しみにしていてください! 12月21日 今日の給食「旬を味わう(鰤、柚)」○ご飯 ○鰤の幽庵焼き ○かぶの浅漬け ○6年生のみそ汁 ○牛乳 〜もぐもぐ通信〜 「幽庵焼き」とは、酒、しょうゆ、みりん、柑橘類を合わせた調味液に漬けて焼いた料理のことです。今回は柚を使用し、ほのかに香るようにしました。 また、使った鰤はお魚屋さんおすすめの脂ののった天然ものです。子供たちからも先生からも好評で、残食もありませんでした! 12月20日 今日の給食「旬を味わう(江戸千住ねぎ、紅まどんな)」○江戸千住ねぎ入りすき焼き丼 ○6年生のみそ汁 ○紅まどんな ○牛乳 〜もぐもぐ通信〜 今日の給食は、おなじみ葱善さんの江戸千住ねぎをすき焼きにたっぷり入れました。調理員さんが大きく厚めににカットしてくださったので、江戸千住ねぎのおいしさが引き立っていました! また、デザートの「紅まどんな」は「南香」と「天草」をかけあわせてできた柑橘類です。ぷるんとしたゼリーのような食感が特徴の、ちょっと高級な果物です。 愛媛県の宮本さんというかたが育てられた紅まどんなを納品していただきました。子供たちにも、宮本さんの紅まどんな畑の様子を紹介しました。 12月19日 今日の給食「冬至で運盛り」○ほうとう ○わかさぎのからあげ ○根菜のごま和え ○みかん ○牛乳 〜もぐもぐ通信〜 12月22日は「冬至」です。一年で一番夜の長さが長い日ですね。冬至にはゆず湯に入り、ゆずの香りで邪気を祓う風習もありますね。 また、冬至には「運盛り」といって「ん」のつく食べ物を食べ、運を呼び込む風習もあります。ということで、今日の給食では「ん」のつく食べ物をたくさん取り入れました。 そのひとつに「かぼちゃ」があります。かぼちゃは「なんきん」とも呼ばれ、「ん」がふたつ含まれていますね。かぼちゃは夏に収穫する野菜ですが、保存がきくため野菜が少ない冬に、貴重な栄養源として食べられていました。栄養価の高いかぼちゃを食べ、寒い冬を乗り切りたいですね。 12月16日 今日の給食「FIFAワールドカップ応援献立(開催国カタール)」○セルフピタパンサンド ○タブーリ(パセリとトマトのサラダ) ○レンティルスープ(レンズ豆のスープ) ○牛乳 〜もぐもぐ通信〜 FIFAワールドカップも大詰めです…!今週末に3位決定戦と決勝戦が控えていますね。 ということで、FIFAワールドカップ応援献立も今日で最後となります。今日は、開催国であるカタールの料理です。カタールは元来、遊牧民であったこと、そして気候からも農業に頼ることができず、肉料理の文化が発展してきました。 主食は「ホブス」と呼ばれる丸い薄いパンです。給食ではホブスに煮たピタパンを提供しました。カタールでは、これに豆のペーストをつけて食べるそうです。 今日の食育動画では、子供たちにカタールの場所や食文化について紹介しました。これからも、ワールドカップのような機会に、他国の文化にぜひ触れてほしいと思います。 12月15日 今日の給食「東京都だって地産地消献立(里芋、にんじん)」○ご飯 ○ちくわの磯部揚げ ○もやしとコーンのおかか和え ○東京都産里芋とにんじんの煮物 ○牛乳 〜もぐもぐ通信〜 今日の煮物には、東京都でとれた里芋とにんじんを使いました。先日、練馬大根を展示した際に、いっしょに馬込三寸にんじんも展示しました。今日は残念ながら馬込三寸にんじんではありませんが、東京都でもにんじんが育てられていることを子供たちに知ってもらいたいと思いました。 さて、もうすぐ年末ということで、おせちに関連した里芋の話をしました。里芋は、親芋を中心に、子芋そして子芋には孫芋がくっついています。その姿から子孫繁栄を願っておせちにも使われています。子供たちには、里芋の大きな葉っぱや、収穫の様子を紹介しました。 12月14日 今日の給食「旬を味わう(冬野菜)」○こまツナポテト―スト ○冬野菜のシチュー ○キャロットソースサラダ ○牛乳 〜もぐもぐ通信〜 小松菜、かぶ、白菜など、今日の給食には冬においしい野菜がたっぷり使われています。冬野菜にはからだを温めるはたらきをするものが多く、旬をものを食べることは理にかなっていますね。 さて、今日はその中で白菜について子どもたちに紹介しました。みなさんは、白菜に黒いぶつぶつ模様がついているのを見たことはありますか?敬遠されがちですが、これは「ゴマ症」といって、ポリフェノールなので問題なく食べることができます。肥料を使ったり、寒さなどのストレスが白菜にかかるとできるそうです。ゴマ症のため、廃棄される白菜も多いと聞きます。食品ロスを減らすためにも、見た目で判断せずにおいしくいただきたいですね。 12月13日 今日の給食「すす払いとくじら汁」○あけぼのご飯 ○ぎせい豆腐 ○即席漬け ○くじら汁 ○牛乳 〜もぐもぐ通信〜 12月13日は、正月をむかえる準備を始める日で、正月事始めといいます。いまでは、大そうじや正月飾りの準備などが行われますが、新しい年の年神さまをむかえるために神棚をきれいにする日でした。 神社や寺では、この日正月準備のはじめとして、建物や、そこの祭られている像などの汚れをとりはらう、「すす払い」を行います。なぜ12月13日かというと、古くはこのころから正月の期間がはじまるとされており、すす払いもそれに合わせて行われていました。 とても寒い時期の行事のため、体が温まる「くじら汁」を飲んで、からだを休めるという風習がありました。くじら汁にはくじらの皮を使います。くじらの皮は脂が多いのですが、これは魚の脂と同じように血液をさらさらにしてくれるからだにやさしい油です。ちなみに、このくじらの皮は、炊き込みご飯の具として入れてもおいしくいただくことができます。 献立表を見たある子供から、絵本にくじら汁が載っていたと教えてもらい、今日の食育動画でも紹介しました。日本の伝統、食文化を今後も伝えていきたいと思います。 12月12日 今日の給食「東京都だって地産地消献立(練馬大根)」○練馬大根スパゲティ ○ブロッコリーのサラダ ○キャラメルポテト ○牛乳 〜もぐもぐ通信〜 練馬大根は、昔から江戸で育てられてきた江戸東京野菜のひとつです。緻密で水分が少ない肉質のため、実が締まっています。乾きやすく、干し大根に適しているため、もともとはたくあん用として栽培されていました。 今日使った練馬大根は前日に栄養教諭が練馬区の畑に行って収穫してきたものです。練馬区にある村田農園さんに訪問し、学校給食で使う用の練馬大根の収穫をしました。深く地中に根をはり、真ん中が太く育つ練馬大根は、収穫にかなりの力を要します…!その苦労も子供たちに伝えたいと思い、収穫の様子やその後の洗浄の様子を動画で紹介しました。 12月9日 今日の給食「東京都だって地産地消献立(紅はるか)」○ご飯 ○からふとますの照り焼き ○きのこ入り煮浸し ○東京都産さつま汁 ○牛乳 〜もぐもぐ通信〜 昨日に引き続き、今日も東京都八王子にある「とうきょう元気農場」でとれたさつまいも(今日は紅はるかという品種です)を給食に取り入れています。 ということで、今日は子供たちにさつまいものクイズを出しました。さつまいもは、収穫してからすぐではなく、2〜3週間置いたあとのほうがおいしく食べることができるといわれています。まさに、今がその時期ですね。今日の紅はるかもとても甘味が出ていました。 さて、今日は3年生が午前中に学校の中の消防設備について学習をしていました。そこで、食育動画でも給食室内にある消防設備の紹介を行いました。校内で一番火を使う場所と言っても過言ではない給食室。感知器も換気警報器もたくさん設置されています。 子供たちの学習内容と、給食を今後も結び付けて紹介していきたいと思います。 12月8日 今日の給食「東京都だって地産地消献立」○わかめご飯 ○大根のそぼろ煮 ○きゃべつと鶏肉のみそ汁 ○みかん ○牛乳 〜もぐもぐ通信〜 今日は、東京都八王子にある「とうきょう元気農場」でとれた青首大根を使いました。11月にも、同じ農場でとれた大蔵大根が給食で登場しましたね。子供たちも覚えてくれていたようでした。 首から先まで真っ白な大蔵大根に比べ、青首大根は伸びて地表に出た部分に葉緑素ができるため首が緑色になります。甘味がありみずみずしいのが特徴です。 |
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