10月31日 今日の給食「お話給食(おまめがっこうだいずぐみ)」&「ハロウィンメニュー」○ツナトースト ○コールスローサラダ ○3びきのかぼちゃスープ ○ハロウィンおばけゼリー ○牛乳 〜もぐもぐ通信〜 森の中の家に、ねことりすとあひるの3びきが、いっしょに住んでいました。3びきが毎日決まった手順で作るかぼちゃスープは、世界一の味!ところがある日、3びきが大ゲンカ。あひるが家出してしまいました…。3びきの友情と、スープの味は元に戻るのでしょうか? 3びきが作るおいしいかぼちゃスープを給食でも再現しました。 食育動画では、この絵本の冒頭の読み聞かせを行いました。 また、今日はハロウィンですね。少しでもハロウィン気分を味わってもらいたいと思い、おばけの形をしたゼリーを添えました。 10月28日 今日の給食「食品ロス削減メニュー」○福がある鯛めし ○茎わかめのからし和え ○筑前煮 ○青森県産弘前早生ふじ ○牛乳 〜もぐもぐ通信〜 突然ですが、クイズです。コロナの影響で、食品ロスは減ったでしょうか?増えたでしょうか?正解は…「減った」でした!これは、外食の機会が減り、企業の食品ロスが減ったことだけでなく、家庭でも買い物や外出が制限されたため「まず、家にある食品をチェックする」、「家にあるもので作る」、「買い物リストを作る」という行動変容が生じたためです。ちなみに、コロナ禍の影響が低かった地域よりも、高かった地域の方が、食品管理や食品ロスに気を遣う傾向が見られました。 しかし、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、魚を出荷できない生産者のかたが大きな打撃を受けています。そんな人たちを助けるための国の事業で「農林水産物等販売新規開拓緊急対策事業」というものがあります。新型コロナウイルス感染症拡大の影響で販路を失った国産農林水産物等について、テイクアウト・デリバリーの活用や、地域の特徴を生かした交流イベント等を通じて、新たな販路の定着に資する施策を一体的かつ総合的に推進することを目的としています これを活用し、今日は給食で鯛が無償で使えることになりました。残り物には福があるということで、「福がある鯛めし」という名前で給食に出しました。このように、コロナ禍で行き場がなくなった食材を給食でも活用することで、食品ロスを減らすことにつながりますね。 10月27日 今日の給食「お話給食(ばけねこキッチン)」○ご飯 ○フィルのかくし味入りからあげ ○磯の香り和え ○野菜スープ ○牛乳 〜もぐもぐ通信〜 今日から読書週間です。ということで、今日の給食は「お話給食」です。今回は、「ばけねこキッチン」という本から料理を選びました。 柊太が引っ越してきた家は、かつて有名なレストランだった場所。そこで飼われていた白ねこのフィルが突然現れ、柊太のからあげを奪って逃げていきます。 それを見ていた同級生の男の子は、柊太にコンビニのからあげを分けてくれます。柊太は山盛りのお返しをすると約束しましたが、からあげを奪った張本人のばけねこに「もっとうまいからあげの作り方を教えるから、自分で作れ!」と言われます。 さて、柊太は無事においしくからあげを作ることができるでしょうか? 今日の給食では、ねこのフィルが柊太に教えた「かくし味」を入れたからあげを作りました。その正体とは…「焼き肉のたれ」でした!動画の中で紹介すると、子供たちは驚いていました。 さらに、調理員さんがからあげを作るときに使うかくし味についてインタビューし、動画で紹介しました。 10月26日 今日の給食「今日は柿の日」○炒めそばの五目あんかけ ○わかめと卵のスープ ○奈良県産刀根柿 ○牛乳 〜もぐもぐ通信〜 柿がおいしい季節です。有名な俳人である正岡子規という人が、明治28年10月26日に「柿食へば鐘が鳴るなり法隆寺」という俳句を詠んだことから、この日が「柿の日」と定められました。 この句は、「柿を食べているそのとき、法隆寺の鐘の音が聞こえてきた」という意味で、秋の訪れを実感している句になります。4年生の国語の教科書にも載っている有名な句なので、食育動画の中でも紹介しました。ちなみに、6年生の国語の教科書にも正岡子規が載っています。6年生に聞くと、最近タイミングよく授業で取り上げられたそうです。 今回のように、給食と授業を関連付けられると学びが深まりますね。 さて、今日は八百屋さんに刀根柿という品種の柿を納品していただきました。さて、品種に関連してクイズです。次の中で、本当にある柿の名前はなんでしょう? 1 太郎 2 次郎 3 三郎 答えは…2の次郎でした。 10月25日 今日の給食「食品ロス削減メニュー」○ご飯 ○丸ごと揚げ鰺 ○小松菜のおひたし ○豚汁 ○牛乳 〜もぐもぐ通信〜 食品ロス削減月間も残り一週間を切りました。今日は、干物の鰺を丸ごと揚げ、頭も骨もしっぽも丸ごと食べられるようにしました。 こちらのメニューは区内の栄養教諭の方から教えていただき、ずっと実施したいと思っていたメニューのひとつでした。ポイントは低温でじっくり揚げること。そうすることで、パリパリカリカリになり、無理なく骨まで食べられるように仕上がります。 初めて出したメニュー、そしてこの見た目のインパクトから、残食も覚悟していたのですが、驚くほど子供たちはよく食べてくれていました◎ 気に入ってくれた子も多く、何人も「おいしい!サイコー!」と声をかけてくれました。 さて、今日の食育動画はクイズから入りました。「食品ロスのほとんどが、企業(スーパーやレストランなど)が出している。○か×か?」…正解は×です! 実は日本の食品ロスの約半分が家庭から出ているのです!皮を厚くむきすぎ、食べられるところまで捨ててしまう「過剰除去」や、食べ残し、冷蔵庫に長い期間入れっぱなしで結局廃棄してしまう…など原因はさまざまです。各家庭が少しずつ意識を変えることで、日本の食品ロスは大きく減らすことができそうですね。 また、お店の食品ロスを減らすための工夫についても紹介しました。最近スーパーやコンビニで「手前どり」のポップを目にすることが多くなりました。牛乳コーナーなどを見ると、奥から商品を取っていく人がいます。みんながそうしてしまうと、手前にある、賞味期限消費期限が近い物が売れ残り、廃棄につながります。手前からとり、期限内に消費できるようにしたいですね。 さらに、レストランなどでは、魚の骨をおいしく食べられるように提供する工夫をしているところもあると紹介しました。 10月24日 今日の給食「わが家のおすすめレシピ」○ナンのお好み焼き ○かっぱのきゅうりサラダ ○もやしスープ ○桃のババロア ○牛乳 〜もぐもぐ通信〜 今日の全校朝会で、校長先生が食欲の秋と関連して「自分でも料理にチャレンジしてましょう!」とお話をされていました。 さて、今日の給食の「桃のババロア」は、夏休みに募集した「わが家のおすすめレシピ」に応募があったメニューです。子供も、桃をつぶしたり、液をカップに入れたりしていっしょに作ることができます。 食育動画では、今朝の校長先生のお話と関連付けしながら、桃のババロアの作り方を紹介し、自分でも作ってみようと声をかけました。 10月21日 今日の給食「お話給食(大根はエライ)」○ご飯 ○ほっけのピリッと焼き ○白菜と小松菜の煮浸し※大根の葉と油揚げの甘辛炒めから変更しました。 ○大根のみそ汁 ○牛乳 〜もぐもぐ通信〜 今日のお話給食は「大根はエライ」という絵本を選びました。 さまざまな料理で使われている大根。生でも煮てもおいしい。薬味として主菜の味を引き立てたり、いっしょに煮たものの味を引き立てたり、人気も実力もあるのに、どこか奥ゆかしい。絵本に出てきたさまざまな大根料理から、今日の給食では大根のみそ汁を出しました。 この本には、さらに食品ロスの観点も盛り込まれていて、大根の皮を使ったきんぴらや大根の葉っぱを使った炒め物もおいしいよと紹介されていました。普段捨ててしまう部分も、活用し、おいしく食べることができるといいですね。今日の給食では、大根の葉を使った甘辛炒めも出す予定でしたが、タイミングが悪く葉が手に入りませんでした…。 今回は残念でしたが、代わりに大根を干してはりはり大根にしたり、雪の中で保存したりして食品ロスを減らす取り組みをしている地域について動画で紹介しました。 10月20日 今日の給食「お話給食【きのこのこのこふしぎのこ】」○のこのこクリームスパゲティ ○コーンサラダ ○長野県産シナノスイート ○牛乳 〜もぐもぐ通信〜 しいたけ、しめじ、なめこ、えりんぎ…食べておいしいきのこですが、いったいどのように育つのでしょう?きのこの仲間にはどんなものがあるのでしょう?知れば知るほど不思議なきのこの本をイメージしてきのこをたっぷり入れたクリームスパゲティを作りました。 食育動画では、この絵本の紹介をしたり、きのこに関係する企業が取り組んでいるSDGsの事例を紹介したりしました。きのこの包装を簡素なものにしてごみを減らす努力をしたり、きのこを使った代替肉の開発がされていたりしました。 10月19日 今日の給食「お話給食&江戸千住を味わう」○むしゃむしゃ食べたい焼き鳥丼 ○里芋と大根のみそ汁 ○不思議な目玉焼き ○牛乳 〜もぐもぐ通信〜 10月27日から11月9日は「読書週間」です。本に親しんでもらいたいという願いから設けられた期間ですが、給食でもそれに合わせて10・11月に「お話給食」を提供します。 「お話給食」とは、本の中に出てくる料理や、そのお話をイメージした料理が出る給食のことです。お話給食の本は、司書の山中先生が選んでくださり、すてきな掲示物も作ってくださいました。 今日は、「むしゃむしゃたべたらおいしいぞ」という絵本から料理が登場です!3匹のはらぺこオオカミが、目の前にやってきた鶏を見て、どうやっておいしく食べるか悩むお話です。給食では、オオカミが鶏を見て思い浮かべた「焼き鳥」や「目玉焼き」を再現したメニューを出しました。 食育動画で、子供たちにこのお話の一部を読み聞かせをしました。給食後には、展示した本を手に取っていく子がたくさん見られました。給食をきっかけに、読書に興味をもってくれたらうれしいですね♪ また、今日の焼き鳥丼に使ったねぎは、千束小学校おなじみの葱善さんの「江戸千住ねぎ」です。立派であま〜い江戸千住ねぎをたっぷり入れました。今年もこの季節がやってきましたね。これからも江戸千住ねぎを積極的に入れていきたいと思います。 さて、今日は3年ぶりの給食試食会でした。ご参加くださった保護者の皆様、ありがとうございました。普段なかなか見ることができない子供たちの様子を見ることができたり、栄養教諭のお話から給食について知ることができる機会となったと思います。 ご家庭でも、ぜひ積極的に給食を話題に出していただけると嬉しいです。 10月18日 今日の給食「旬を味わう(りんご)」○米粉パン ○手作りりんごジャム ○高野豆腐のグラタン ○レンズ豆入りトマトスープ ○牛乳 〜もぐもぐ通信〜 りんごがおいしい季節になってきました。今日は、旬のりんごを使ってジャムを手作りしました。 子供たちは始め、「これは何だ…?」と警戒していましたが、ジャムだとわかると喜んで食べていました。 また、今日はりんごを皮ごと使いました。食品ロス削減にも貢献できますね。今日の食育動画では、規格外の野菜や果物の食品ロスについてお話をしました。ちょっとした傷がついていたり、色づきが悪かったりするだけで商品にならず、捨てられてしまう野菜や果物がたくさんあります。9月に梨を送ってくださった梨農家さんも、そのロスに悩まれていました。梨畑で出てしまう商品にならない梨の紹介を通して、子供たちにも食品ロスについて考えてもらいました。 10月17日 今日の給食「食品ロス削減メニュー」○和風ドライカレーライス ○切干大根サラダ ○丸ごとキャロットゼリー ○牛乳 〜もぐもぐ通信〜 今日は、カレーに使ったごぼうや、ゼリーに使ったにんじんは皮も活用しています。 皮ごと使うことで、少しでも食品ロス削減に貢献できればと思います。繰り返しこの食品ロス削減メニューを出していますが、子供たちの間でも少しずつ定着してきたように感じます。今日は、ある児童から、「僕も食品ロス削減メニュー考えたよ!」と声をかけてもらいました。 さて、今日の食育動画では「消費期限」と「賞味期限」についてお話をしました。大人でもなかなかこの違いを説明できる人は少ないのではないのでしょうか? 消費期限は、「安全に食べられる期限」のことで、お弁当やケーキなど、劣化の早い食品につけられます。 一方賞味期限は、「おいしく食べることができる期限」のことで、これを過ぎてもすぐに食べられなくなるわけではありません。スナック菓子や缶詰など、劣化が緩やかな食品につけられています。 これらの違いを知っているだけでも、食品ロスを減らすことができそうですね。 10月14日 今日の給食「給食を通してSDGsを知ろう〜食品ロス削減月間〜」○焼うどん ○おからいももち ○こんにゃく入りサラダ ○牛乳 〜もぐもぐ通信〜 今日は、豆腐を作るときに出る「おから」を使ったメニューです。おからは、食用として使われるのが1割程度で、ほかは処分されているのが現状だそうです。処分にもコストがかかることから、できるだけ活用できればいいですね。 ということで、今日はおからを使っていももちを作りました。調理員さんが苦労して芋をつぶし、成形し、揚げた後もひとつひとつハケを使ってタレをぬってくれました。 子供たちからは大好評で、残食もほとんどありませんでした。 食育動画では、いももちができるまでの様子のほかに、6年1組さんの調理実習の様子も紹介しました。6年生のみそ汁を見たほかの学年からは、「食べてみたい!」と声が上がっていました。 10月13日 今日の給食「今日はさつまいもの日」○さつまいもご飯 ○いかの竜田揚げ ○野菜のおかか和え ○きつね汁 ○牛乳 〜もぐもぐ通信〜 今日10月13日は「さつまいもの日」です。昔、焼き芋が栗の味に似ていたことから、栗(九里)には及びませんがという意味で「八里半」という名前で売られていたそうです。 その後、栗(九里)より(四里)うまいということで9+4=13から焼き芋を「十三里」として売ったところ、ヒットしたそうです。(ほかにも、そのころのさつまいもの産地から十三里離れていたためついたという説もあります) こうして、十三里の13と、さつまいもの旬である10月を合わせて、10月13日がさつまいもの日と定められました。 子供たちにも動画を通して紹介をしましたが、ちょっと難しかったかもしれません… 今日はそんなさつまいもの日に合わせてさつまいもご飯を出しました。今日は八百屋さんがシルクスイートという品種を納品してくださいました。 調理員さんが、さつまいもをつぶさなように丁寧に混ぜ込んでくれ、ほっくりとおいしいご飯になりました。 10月12日 今日の給食「秋を味わおう」○アップルトースト ○秋のホワイトシチュー ○海藻サラダ ○牛乳 〜もぐもぐ通信〜 りんごがおいしい季節になってきました。今日の給食では、「紅玉」という品種のりんごを使ってトーストを作りました。紅玉は、実はアメリカ生まれのりんごで、「ジョナサン」と呼ばれていたそうです。皮が真っ赤で、ほかのりんごと比べると小さく、酸味が強いのが特徴の紅玉。生のままでも甘酸っぱさが感じられ、おいしく食べられますが、ジャムやアップルパイ、タルトなどのお菓子作りにもぴったりの品種です。 今日は紅玉を一部生でも子供たちに食べてもらいました。生と焼いた状態の違いを子供たちも感じることができていました。 焼きりんごは、子供たちに敬遠されがちというイメージがありましたが、今日はなんと残食も0!「おいしかった!」といううれしい声がたくさん聞く事が出来ました◎ また、シチューにも秋を感じる食材をたっぷり入れました。調理員さんが、あまくおいしく食べられるようにと、さつまいもがちょっと溶けるくらいまで煮込んでくれました。久しぶりに、調理員さんからのメッセージを入れましたが、子供たちもそれを受け取っていたようで、「シチュー、あまくておいしかった!」と言っていました。 10月11日 今日の給食「今年度最後の梨」○ご飯 ○肉豆腐 ○白菜ときのこのみそ汁 ○長野県産南水梨 ○牛乳 〜もぐもぐ通信〜 今年度の給食で、いろいろな種類の梨を出してきました。幸水、豊水、あきづき、二十世紀…そろそろ梨のシーズンも終わりということで、今日の給食で最後の提供となりました。 八百屋さんが、わざわざまだ子供たちが食べていない品種を選んで納品してくださいました。子供たちの食の経験も増やすことができ、とてもありがたい限りでした…! 台東区の連携都市である筑西市からの梨の提供もあり、今年度は梨について子供たちにたくさんのことを伝えました。今日は、その総復習!ということで、これまで食べた梨の品種を振り返りました。 また、今日は6年生が調理実習でみそ汁を作ったので、その様子も紹介しました。6年生は自分たちで具材を選び、工程を考え、役割を分担しながらスムーズに調理を進めていました。 10月7日 今日の給食「十三夜献立」○十三夜ご飯 ○さんまの塩焼き ○きゃべつのゆかり和え ○月見汁 ○牛乳 〜もぐもぐ通信〜 お月見と聞くと、多くの人が9月の十五夜をイメージされると思います。実は明日10月8日は「十三夜」といい、十五夜と並んで一年で一番美しい月が見られてる日といわれています。ちなみに、十五夜と十三夜、片方の月だけ見るのは「片見月」といって縁起がよくないといわれています。 また、十五夜を別名「芋名月」というのに対し、十三夜はこの時季にとれる栗や豆をお供えするので「栗名月」や「豆名月」ともいいます。 今日の給食にはそれら入った十三夜ご飯を出しました。栗は今年とれたもので、今回は贅沢に使いました。栗は食べ慣れない児童が多いようでしたが、子供たちはよく食べていました◎ さらに、お月さまをイメージした黄色いおだんご入りの月見汁を作りました。かぼちゃのペーストをだんごに練りこみ、ほんのり甘くてやさしい味になりました。 十三夜や栗は、ちょうど4年生の国語の教科書に載っていたのでそれらと関連した話を食育動画で紹介しました。4年生のクラスでは、動画を見ながら何度も頷く様子がみられました。 10月6日 今日の給食「給食を通してSDGsを知ろう〜食品ロス削減献立〜」○リサイクルふりかけご飯 ○鶏肉の七味焼き ○大根サラダ ○かぼちゃのみそ汁 ○牛乳 〜もぐもぐ通信〜 10月は食品ロス削減月間です。食品ロスとは、本来食べられるのに捨てられてしまう食品のことですが、みなさんは日本でどれくらいあるか知っていますか?実は年間約600万トン!これは東京都民の年間の食事量とほぼ同じといわれています。これだけたくさんの人が1年間食べていけるだけの量を、私たちは捨ててしまっていることになります。 今日のふりかけは、だしをとった昆布や削り節をリサイクルして作りました。食育動画では、そのふりかけを作っている様子を紹介したり、普段私たちがどれだけの食べ物を捨ててしまっているのかクイズを入れたりしました。 10月のこの食品ロス削減月間に、定期的に子供たちにSDGsの視点から話をしていきたいと思います。 10月5日 今日の給食「地産地消献立(シントリ菜)」○チリコンカンサンド ○ポテトサラダ ○生田さんちのシントリ菜のスープ ○牛乳 〜もぐもぐ通信〜 今日のスープに入っているシントリ菜は、別名ちりめん白菜とも呼ばれる江戸東京野菜です。昔から東京都で伝統的に作られてきた野菜を江戸東京野菜といい、ほかにも大蔵大根や金町こかぶ、明日葉などがあります。 今日使ったシントリ菜は、1学期もお世話になった江戸川区の小松菜農家である生田さんが育てられたものです。 シントリ菜は昔青梗菜に代わる野菜として活躍し、葉の柔らかさや加熱しても歯触りがよいことが特徴です。 10月4日 今日の給食「いわしの日」○いわしのかば焼き丼 ○昆布茶浅漬け ○かぶのみそ汁 ○食べ比べぶどう(ピオーネ・シャインマスカット) ○牛乳 〜もぐもぐ通信〜 今日は1(い)0(わ)4(し)の語呂合わせで「いわしの日」です。ということで、給食でもいわしが登場です! かば焼き丼は、いわしに片栗粉と米粉をまぶしています。米からできた米粉を使うことで、丼ものにしたときご飯とより合うのです!甘辛いタレをかけると、ご飯もすすみますね♪ さて、今日はもう一つ。ぶどうを2種類出しました。どちらも山梨県産で、大粒のぶどうが届きました♡食べ比べの際は、子供たちにその違いを意識するように伝えていますが、今日も給食ポストには食べ比べた感想がたくさん入っていました!シャインマスカットの圧勝かと思いきや、ピオーネ派もたくさんいました。 あえて子供たちには、食べ比べの際には値段や味の特徴を伝えず、感じたままに味わってもらっています。いろいろな食べ物に出会う機会をつくると共に、少しずつその特徴も今後は伝えていきたいと思います。 10月3日 今日の給食「給食でGOTOイート(鳥取県)」○どんどろけ飯 ○はたはたの青のり揚げ ○小松菜ともやしのごま入り煮浸し ○じゃぶ汁 ○鳥取県産二十世紀梨 ○牛乳 〜もぐもぐ通信〜 今日は鳥取県に注目です! 「どんどろけ飯」とは、豆腐や地元産の野菜を入れた炊き込みご飯のことです。「どんどろけ」とは方言で「雷」のことで、豆腐を炒めるときにする「バリバリ」という音が雷鳴のように聞こえることから名前がついたそうです。今日の食育動画でも子供たちにも給食室で豆腐を炒める様子を見せましたが、雷の音には聞こえなかったのか、首をかしげる様子が見られました…笑 鳥取県で「はたはた」は「しろはた」の地方名で昔から親しまれている魚で、その水揚げ量も全国トップクラスです。今朝、献立表をチェックしてくれていた1年生から「今日の給食に出るはたはたって魚、卵はブリコっていうんでしょ?」と話しかけてもらいました。すごいもの知り…!献立表を見て、興味をもってくれたようでうれしかったです。 じゃぶ汁の「じゃぶ」とは、野菜などを煮込んでいるうちに「じゃぶじゃぶ」水分が出てくることに由来するそうです。給食時間、高学年のクラスをのぞくと、「ボクシングのジャブかな…」というつぶやきが聞こえてきました…笑 さて、今日のデザートの梨は八百屋さんにお願いして鳥取県産の二十世紀という品種を納品してもらいました。鳥取県は梨の産地としても有名で、お土産を見ても梨を使ったお菓子がたくさん並んでいます。 梨のほかにもスイカや山芋などの農産物も有名です。食育動画では、山芋の畑と収穫の際に使われるかごを見せ、なんの農作物かクイズを出しました。 |
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