富士小学校では、２年生、４年生、６年生の３回に渡って茶道教室を行っています。４年生は２回目の茶道教室になります。

この日、いつもの和室はお茶室に変わりました。床の間には『山は呼ぶ、萬歳（ばんざい）の声』というお軸がかかっています。新しい年を明るく迎てほしいというお茶の先生の思いがこもっています。そして春を感じさせるスイセンとツバキの花。部屋に入るだけで、凛とした気持ちになります。

はじめに総礼をしてからお茶室の様子のお話を聞いて、茶道教室が始まりました。菓子、茶碗、茶せんを配るのは代表の児童です。配るときにお互いに礼をします。先生からは、『ただ頭を下げるのではなくて、ありがとうの気持ちを込めながら礼をしなさい。』というお話がありました。子供たちの感想の中に、お茶は『礼』が大切だというものがありました。子供たちはしっかりと学んでいます。