5月26日 今日の給食「わかめの色が変わる不思議」○ポークカレーライス ○わかめサラダ ○オレンジゼリー ○牛乳 〜もぐもぐ通信〜 今日はわかめのお話です。一年中サラダやみそ汁などに入っていて食べられているわかめですが、5月が旬とされています。しかしわかめは傷みやすいため、塩蔵や乾燥わかめにして保存がされます。 さて、今日は3・4年生にわかめの色の秘密についてお話をしました。わかめといえば緑色のイメージがありますが、実は海の中では別の色をしています。それは次のうちどれでしょう? 1 紫色 2 茶色 3 ピンク色 答えは…2の茶色でした。わかめはゆでることで赤の色素が変化し、緑の色素が現れるため色が変わるそうです。 色が変わる様子を動画で子供たちに見せると、子供たちは驚いていました。また不思議に思うことがたくさん出てきたようで、「色が変わる前と後で栄養は違うんですか?」「色が変わると味も変わるんですか?」「ほかにもわかめの色ってあるんですか?」など子供たちからたくさん質問が出ました。不思議!どうして?と思う気持ち、学ぶ姿勢は大切ですね。 5月25日 今日の給食「いんげん豆と発芽の勉強」○柏パン(セルフフィッシュバーガー) ○ホキのフライ ○コールスローサラダ ○白いんげん入りトマトのスープ ○牛乳 〜もぐもぐ通信〜 今日のトマトのスープには、白いんげん豆の手亡を使っています。5年生の教室ではちょうどいんげん豆の発芽・成長の実験をしていたので、同じいんげん豆の仲間だねと話をしました。 また、せっかく豆の話をしたので、子供たちにいろいろな豆のサンプルを見せて回りました。大豆や小豆などのよく見る豆から、とら豆、花豆などなかなか食べる機会がない豆まで子供たちは興味津々になって見ていました。 5月24日 今日の給食「新玉ねぎがおいしい季節です」○チキンライス ○青のりポテト ○オニオンスープ ○牛乳 〜もぐもぐ通信〜 今日のオニオンスープには、新玉ねぎがたくさん使われています。甘味を出すためにじっくり炒めますが、始めは2枚目の写真の量がありましたが、30分も経つと3枚目の写真のようにかさが減ってきました。今日は一人の調理員さんが14kgもの玉ねぎを切り、炒めて作ってくださいました。これだけの量の玉ねぎを相手にするのは目にも染みて大変な作業ですが、おかげでとてもおいしいスープができ、残食も0でした◎ さて、今日は今年度2回目となる千束幼稚園体験給食の日でした。にじ組さんは前々から楽しみにしてくれていて、今日も本当によく食べてくれていました!食べる様子を見ていると、先生に言われなくてもお皿にご飯粒を残す子がほとんどおらず、お皿をきれいにして返してくれていました。おかわりも積極的にしていて、すでに次の体験給食も楽しみにしてくれている様子でした。 5月21日 今日の給食「今日は小満です〜旬の絹さやを味わおう〜」○ソース焼きそば ○大学豆芋 ○絹さやときゃべつのスープ ○牛乳 〜もぐもぐ通信〜 今日は二十四節季の「小満」です。ほっと一安心(少し安心)する意味で、作物(麦)の穂が出るころをいいます。昔から、作物の出来不出来は命にかかわる大問題で、小満を迎え作物の成長を見て安心したのですね。 さて、今日の給食は小満に合わせて旬の「絹さや」をスープにたっぷり入れました。子供たちに味わってもらいたいと思い調理員さんに大きめにカットしてもらいました。 絹さや、グリンピース、スナップえんどう、さやいんげんなど名前や見た目もごちゃごちゃになりやすい食べ物ですが、子供たちには見分けがつくようになってほしいので今後も定期的に紹介していきたいと思います。 さて、今日は5,6年生に食品ロスのお話をしました。実は、今日の焼きそばはいつも買っている麺屋さんのものではなく別の業者さんから購入しました。というのも、廃棄期限が迫っているため安い値段で購入ができ、子供たちに食品ロスの話ができると思い今回取り入れました。子供たちに、なぜいつもの麺とちがうのか(食べて違いに気が付いた子供もいました!)考えてもらい、スーパーでも見かける値引きシールやおつとめ品を例に給食でも廃棄期限が近付いている食材を取り入れ食品ロスを減らす取り組みをしていることを伝えました。家庭科の先生が補足説明をしてくださり、家庭科との学習にもつなげてくださいました。食材一つをとってもいろいろな学びがありますね。 5月20日 今日の給食「旬のあじを味わおう!」○ご飯 ○あじフライ ○昆布茶浅漬け ○大根と油揚げのみそ汁 ○牛乳 〜もぐもぐ通信〜 今日は今が旬のあじが主役です!お皿から飛び出してしまうほど大きな味が届きました!「あじ」にはいろいろな種類がありますが、給食やスーパーでよく見かけるのは「まあじ」と呼ばれる種類ですね。瀬付き(回遊しないでその場所に留まっているもの)は今の時期が脂がのっていておいしいといわれています。ですが、回遊型になると九州が3月、駿河湾が4月、房総沖が5月、三陸沖が9月ごろになるそうです。あじも、回遊している、していない、暖かい海を好む、好まないなどその生き方によって食べるエサも違い、姿も変わるのですね。 さて、今日は全校で残食がほぼ0!すばらしい食べっぷりでした◎ 5月19日 今日の給食「セサミってなーんだ?」○セサミトースト ○ホワイトシチュー ○スティックサラダ ○牛乳 〜もぐもぐ通信〜 セサミトーストのセサミは、「ごま」という意味ですね。名前の通り、すりごまとねりごまをバター、グラニュー糖と混ぜてパンにぬり、焼きました。 甘めの味付けで、子供たちにも人気でした◎ さて、明日1.2年生は学校探検があります。給食室の紹介用にいくつかクイズを作ったので、ほかの学年の児童にも出してみました。給食室で使っている機械を動画で見せながら、何をしているところか考えてもらいました。普段なかなか見る機会がない給食室の様子も興味をもってもらたいなと思いました。 5月18日 今日の給食「ご飯を大きな釜で炊きました!」○ご飯 ○さわらの西京焼き ○切干大根サラダ ○きのこ汁 ○牛乳 〜もぐもぐ通信〜 今日は、調理するときに釜の数に余裕があったため、お米を大きな釜で炊きました。いつもは炊飯器で炊きますが、釜でも炊けるようになりたい!という調理員さんの声が上がり急遽調理チーフによるご飯炊きの研修が始まりました。 沸騰してからお米をパラパラ入れる、火を止める前に10秒ほど強火にして水分を飛ばすなどポイントをおさえながら教えてくれました。おかげで、いつもより甘味が感じられる、ふっくらとしたご飯が炊きあがり、調理室でも歓声が上がりました。 子供たちにも伝えたいと思い、先日家庭科でお米の炊き方について学習した6年生に給食室で撮った動画を見せながら紹介しました。子供たちに、今日のご飯いつもと違うのわかる?と聞くと、つぶがふっくらしてる!と答えてくれました。 また、1年生の教室でも先生方が子供5人くらい入っちゃう大きな釜でご飯を炊いたんだよ!とお話をしてくださっていました。 好評だったこともあり、今後釜の数に余裕があるときは釜でもご飯を炊いていきたいと思います。 5月17日 今日の給食「2年生がむいたそらまめが給食に!」○ココアパン ○そら豆のじゃがチーズ焼き ○白菜スープ ○果物(清見オレンジ) ○牛乳 〜もぐもぐ通信〜 今日は2年生がそらまめのさやむきをしてくれました。(詳しくは、食育日記をご覧ください。) 2年生がむいてくれたそらまめは調理員さんにバトンタッチされ、給食室で薄皮をむき、ほかの具材と炒めて調味し、グラタン皿に入れてチーズを乗せ、焼き上げました。月曜日から大変な調理工程でしたが、引き受けてくださった調理員さんに感謝です…! そらまめは匂いが苦手、また、食べ慣れないのでなかなか食が進まないイメージがありますが、グラタンのようにすることで子供たちも無理なく食べることができたようです。 中には、苦味を感じて苦戦する児童もいましたが、ほぼ完食で空っぽの食缶が戻ってきました◎ 5月14日 今日の給食「都内でとれた野菜を使っています」○豆腐のうま煮丼 ○新ごぼうとひじきのサラダ ○JA東京の小松菜入りスープ ○牛乳 〜もぐもぐ通信〜 台東区は田畑が少ないため、給食で地産地消を進めるにあたりJA東京を通じて都内産の野菜を取り入れています。 今月は、都内でとれた小松菜を納品していただき、スープに入れました。今日はあまり話ができませんでしたが、今後地産地消についてや、東京都の農産物等について子供たちに伝えていきたいと思います。 さて、今日は昨日に引き続き新ごぼうの話をしました。子供たちにクイズをしようか迷っていたところ、子供たちから「今日は話ないの?クイズやって!」と声をかけてもらいました。食に関する話を楽しみにしてくれているのはとてもうれしいことですね。 主役のごぼうですが、調理員さんが新ごぼうを味わってもらえるように丁寧にせん切りにしてサラダを作ってくれました。ごぼうは切るのが大変ですが、おかげでおいしい食感のサラダになりました。 5月13日 今日の給食「新ごぼうの季節です」○豚肉と新ごぼうのご飯 ○ぶりの照り焼き ○きゅうりの梅醤油 ○春きゃべつのみそ汁 ○牛乳 〜もぐもぐ通信〜 ごぼうは、秋から冬に種をまいて育てますが、春から夏にかけて早めに収穫したものを「新ごぼう」といい、まだ小さいですがやわらかく香り豊かなのが特徴です。秋から冬にかけて収穫したごぼうは、新ごぼうとはまた違いうまみが増すそうです。 今日は、新ごぼうをご飯にたっぷり入れました。だしをたっぷりきかせたご飯はとてもおいしく、子供たちもよく食べていました◎ 5月12日 今日の給食「旬のアスパラと新じゃがのサラダ」○ツナコッペ ○新じゃがとアスパラのサラダ ○ウェーブワンタンスープ ○牛乳 〜もぐもぐ通信〜 今日はサラダに注目です!今が旬のアスパラと新じゃがを主役にしたサラダを提供しました。初めて出したメニューなので、子供たちも始めは警戒していましたが、一口食べておいしいとわかるとおかわりも積極的にしてくれました。 さて、今日は子供たちにアスパラガスのクイズをしました。アスパラの花や赤い実、成長した様子を見せて、給食に出ている野菜のどれか考えてもらいました。始めは悩んでいる様子でしたが、答えがわかるとサラダのアスパラを指さしながら答えてくれていました。最近、クイズを出すときも子供たちが声に出さなくても答えられるように工夫をしています。おしゃべりができない給食時間でもこういったクイズや食の話を楽しんでもらえたらなと思います。 5月11日 今日の給食「生のグリンピースを使ったご飯」○グリンピースご飯 ○鶏肉の照り焼き ○白菜と昆布のあえ物 ○吉野汁 ○牛乳 〜もぐもぐ通信〜 今日の給食は今が旬の生のグリンピースを使ったご飯です。今年度は調理室でさやむきをしました。 給食時間には、グリンピースのクイズをしました。朝の時間に多くの子供たちにグインピースを見せたこともあり、どれがグリンピースか答えることができていました。また、6年生は家庭科の授業内容とも関連し、さやえんどう、グリンピース、えんどう豆と成長すると栄養価も変わることを伝えました。 豆ごはんは苦手な児童も多いと思い、残食量が心配でしたが、残食はほぼ0!よく食べてくれていました。 5月10日 今日の給食「きびなごってどんな魚?」○ご飯 ○きびなごのごま揚げ ○野菜のみそ和え ○筑前煮 ○牛乳 〜もぐもぐ通信〜 今日の給食に出ている「きびなご」は、関東地方ではあまりなじみのない魚かもしれません。鹿児島県や長崎県で漁獲量が多いのですが、傷みやすいためあまり他の地域に出回らないそうです。ちなみに、今日の給食で使ったきびなごは長崎県産です。 さて、今日は2〜4年生にきびなごはどんな魚かクイズをしました。投影機に、きびなご、わかさぎ、ししゃもを映してどれがきびなごか考えました。給食に出ていることもあり子供たちはすぐにわかったようでした。また、ししゃもやわかさぎの名前もちゃんと子供たちの口から出てきました。わかさぎもあまり見慣れないかもしれませんが、氷に穴を開けて釣る魚だよとヒントを出すと、答えられていました。 また、4年生には きびなごの「きび」の意味も考えてもらいました。きびなごがとれる地域では、「きび」は「帯」を示すそうです。きびなごの模様が帯に見えることから「きびなご」と名前がついたそうです。 小魚は子供たちに敬遠されがちで心配しましたが、ほとんど残りなく食缶が返ってきました。 5月7日 今日の給食「八十八夜とお茶」○和風おろしスパゲティ ○卵スープ ○お茶蒸しパン ○牛乳 〜もぐもぐ通信〜 5月1日は「八十八夜」でしたね。立春から数えて88日目のことをいいますが、茶摘みのシーズンで、この日に摘んだお茶を飲むと長生きすると言われています。「夏も近づく八十八夜〜♪」という歌もありますね。少し過ぎてしまいましたが、給食でも八十八夜にちなんでお茶を使った蒸しパンを作りました。 ちょっと苦みがあり、甘納豆も苦手という子供もちらほらいたので心配しましたが、予想以上によく食べてくれました◎ さて、今日は子供たちに八十八夜に関するクイズを出しました。「八十八」という漢字を組み合わせると、ある一つの漢字になります。さて、それは何でしょう…? 答えは…「米」ですね。給食時間中に声を出すのを控えるため、答えが分かった子供たちは、指で文字を書いて回答してくれていました。この米の字からもわかるように、八十八夜は昔から田植えの目安とされていたそうです。社会科でお米について学習したり、家庭科でお茶をいれる学習があったり、八十八夜は学習した内容と関連することが多いので、子供たちも興味をもって話を聞いてくれます。 5月6日 今日の給食「端午の節句と柏餅」○カツオくんとワカメちゃんご飯 ○もやしとにらのみそ汁 ○手作り柏餅 ○牛乳 〜もぐもぐ通信〜 今日の給食は、昨日5月5日の端午の節句にちなんだメニュ―です。端午の節句は、男の子の健やかな成長を願う行事ですが、「勝男(かつお)」の語呂合わせで「鰹」を食べるそうです。鰹は今が旬の魚でもあるのでぴったりですね。また、みそ汁にも旬の「にら」を入れてみました。 さて、今日の主役はなんといっても「柏餅」です!知り合いの栄養士から教えていただいたメニューで、私自身も、柏餅って給食で作れるんだ…!と感動させられました。このゴールデンウィークに柏餅の練習をしてくださった調理員さんもいて、調理室みんなでチャレンジしました。2回蒸す工程があるなど手間がかかるメニューですが、無事完成し子供たちに届けることができました。あんこが苦手…という子供が意外と多かったのですが、「おいしい!これ好き!」と言ってくれる声も聞くことができました。 こういった行事食を伝えるのも学校給食の大きな役割です。今後も食べ慣れないメニューも出しますが、食べるのも勉強、少しずつチャレンジしてほしいと思います。 4月30日 今日の給食「給食でGOTOイート〜福岡県〜」○かしわ飯 ○小松菜の焼き油揚げ和え ○だご汁 ○果物(甘夏) ○牛乳 〜もぐもぐ通信〜 3度目の緊急事態宣言発令となり、ゴールデンウィークもなかなか旅行は難しくなりましたね。そんな中で、食で旅行気分を味わってほしいと思い、給食で世界の料理や各県の郷土料理などを出しています。 今月は「福岡県」の郷土料理から「かしわ飯」と「だご汁」が登場です。「かしわ飯」の「かしわ」は「鶏肉」という意味で、ごぼうやきのこなども入った炊き込みご飯です。今日はだしをきかせて具材を煮込み、その煮汁を使ってご飯を炊きました。「だご汁」の「だご」は「だんご」の意味で、小麦粉と水を練って作ったすいとんのようなだんごが入っています。今日は3〜4年生に、福岡県の地図を示しながらお話をしました。 また、デザートに出した「甘夏」は今年度初めて出した果物です。調理員さんが、一つ一つ食べやすいようにと切り込みを入れてくださいました。今日納品された甘夏は、甘味・酸味・苦味のバランスがちょうどよく、おいしいと思ったのですが、敏感な子供たちは酸味や苦みを訴え、食べながら顔をしかめていました。頻繁に出る果物ではありませんが、食べることも勉強、この味と名前を覚えてほしいと思いました。 さて、今日は全校で体力テストがありました。ゴールデンウィーク明けにシャトルランやソフトボール投げなど残った種目の測定があるということで、それに向けた話もしました。バランスよく食べることはもちろん、特に本番前は力や熱のもとになる炭水化物をしっかりとること、そしてスポーツと歯の関係についても触れて子供たちにお話をしました。 |
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